■キャッシュレス決済のメリット・デメリット
では、キャッシュレス決済にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?それぞれ確認していきましょう。
▼キャッシュレス決済のメリット
キャッシュレス決済を使うメリットは3点あります
・現金を持たなくてよくなる
・お金を使った履歴が残る
・ポイントが還元される
キャッシュレスをメインの決済手段にすると、持ち歩く現金が少なくて済むため、大きな財布は不要です。お金を引き出す機会も減るため、ATMに行く時間や引き出し時に発生する手数料を削減できます。
他人と現金の受け渡しをする機会もなくなるため、感染症対策としても有効なのも、キャッシュレス決済のメリットでしょう。
またキャッシュレスで決済をすると、管理アプリに履歴が残ります。家計簿アプリとキャッシュレス決済を連携すると、ほぼ全自動で家計簿をつけられる点もメリットといえます。
そして決済した金額に応じて、ポイントが還元されるのもキャッシュレス決済の魅力です。
例えば、楽天カードで決済をすると、100円につき1%が還元されます。還元されたポイントは、1ポイントにつき1円の価値があるのが一般的であるため、お金を使うとお金が戻ってくるといっても過言ではありません。
▼キャッシュレス決済のデメリット
一方でキャッシュレス決済には、3つのデメリットがあります
・キャッシュレス決済を利用できない場合がある
・一度チャージすると現金化しにくい
・利用が面倒に感じる可能性がある
キャッシュレス決済の普及が進んでいるとはいえ、すべての店舗が対応しているわけではなく、店舗によって決済に利用できるサービスも異なります。地震や豪雨などの災害で停電が発生した場合、店舗の決済端末が起動していなければキャッシュ決済は利用できません。
またPayPayやLINE Payのようなプリペイド方式のキャッシュレス決済は、一度チャージすると現金化しにくい点にも注意が必要です。
二次元コード決済やバーコード決済は、事前にチャージし、決済時にスマホアプリを開いてバーコードを読み取ってもらう動作が必要です。そのため人によっては、面倒に感じてしまうでしょう。
まとめ
キャッシュレス決済を使いこなせれば、スピーディーに支払いができるだけでなく、現金とほぼ同じ価値があるポイントが還元されるなど、さまざまなメリットがあります。まだ現金派だという方も、ぜひキャッシュレス決済を使ってみてください。
なお次回からは、二次元コード決済やクレジットカードなど、それぞれのキャッシュレス決済について詳しく解説していきます。