【A】正確には決まっておらず、半永久的に使われる
貨幣の耐用年数は正確に何年とは決まっておらず、法律でその貨幣の流通が停止される、または傷んで回収される以外は、そのまま半永久的に社会の中で流通し続けます。
市中を流通し、日本銀行で回収された貨幣は、再使用可能なものとそうでないものに分けられます。再使用可能と判断された貨幣は数量確認され、再び社会の中に出て行くそうです。
おおよそ30年ぐらい使われると、摩耗したり汚れが目立ったりするようになるようです。
なお、極端に変形、変色、摩耗していて再使用不可能と判断された貨幣は、流通不便貨として一定量がたまると製造元の造幣局に戻されます。そこで素材別に地金に戻して、再び貨幣の材料となります。