問題をおさらい!

  • カワサキ「Z1000」

    ヘビ柄シートの国産バイク、なんというモデル? という問題でした

正解はこちら!

【答え】カワサキ「Z1000」

正解はカワサキ「Z1000」でした!

カワサキの「Z1000」といえば1972年の名車「Z1(900 Super4)」から発展し、1980年代まで活躍した空冷シリーズがありますが、今回の「Z1000」は2003年に復活した水冷エンジン版の3代目にあたるモデルです。現行車「Z900」の先代モデルであり、「スーパーネイキッド」や「ストリートファイター」というジャンルにカテゴライズされています。

これらはウィリーやストッピーなどの技を繰り出すエクストリーム・スポーツ用マシンをイメージしたジャンルですが、具体的には高性能で軽量なスーパースポーツのカウルを外し、アップハン化などのモディファイがされたモデルです。同じ「ネイキッド」でも旧車をオマージュした「ネオクラシック」と違い、従来のオートバイにはなかったシャープで躍動感のあるデザインが定着しました。

今回の3代目「Z1000」ではエンジンやフレームを一新すると同時に、“Sugomi”をテーマとしたデザインもさらに進化。『眠っているように見えて、いつでも瞬時に飛びかかることができるプレデター(肉食獣)のような外観』を意識したとのことですが、ユーザーが度肝を抜かれたのは、メタリックチェスナットブラウンのカラーモデルにパイソン(ニシキヘビ)柄のシートが装着されていたことでした。

  • カワサキ「Z1000」
  • カワサキ「Z1000」
  • メーカー純正でパイソン(ニシキヘビ)柄のシートを採用

アメリカンやビッグスクーターではアニマル柄シートのカスタム事例はありましたが、ロードスポーツはブラックが定番で、ここまで派手な柄のシートをメーカーが純正採用した例はありませんでした。乗り味だけでなく、見た目のインパクトも重要な「ストリートファイター」という新ジャンルだからできたのかもしれませんが、15年前のモデルとは思えないカッコよさを感じるのは筆者だけでしょうか?

それでは、次回をお楽しみに!