問題をおさらい!
正解はこちら!
【答え】いすゞ自動車「ピアッツァ」
ピアッツァはジウジアーロのデザインが特徴の3ドアハッチバッククーペで、1981年から1991年にかけて製造・販売されていました。
デザインはエクステリアもインテリアも未来的。今見てもある種の新鮮さを感じます。その代わり、エンジンや足回りは可もなく不可もなくという感じで、スポーティーさを期待することはできません。そのあたりのコンセプトは、前身モデルの「117クーペ」に近いのかも?
1985年には、ドイツのイルムシャーに足回りのチューニングを依頼した「ピアッツァ イルムシャー」がラインアップに追加となります。エクステリアは4灯角型のヘッドライト、フロントエアダムスポイラー、大型リヤスポイラー、フルホイールカバーなどを採用して差別化。さらにインテリアにはモモ製の本革巻ステアリングホイールとレカロシートを装着し、内装色はブラックで統一していました。
さらに1988年には、いすゞとロータスの技術提携から生まれた「ハンドリングバイロータス」が発売となります。最も大きな特徴は、ロータスがチューニングを施した専用のサスペンション。エクステリアもダークグリーンにゴールドのロゴとピンストライプでロータスらしさを醸し出していました。BBS製の2ピースホイールも、ハンドリングバイロータスのもうひとつの特徴です。
ピアッツァには、ヤナセが販売していた「ピアッツァ・ネロ」というモデルが存在します。特徴はイルムシャーと同じ4灯角型のヘッドライトで、イルムシャーやハンドリングバイロータスなどの特別仕様車もいすゞと同様に用意していました。1988年のマイナーチェンジでは、ピアッツァの特徴でもある可動式ヘッドライトカバーが固定式に変更されています。
それでは、次回をお楽しみに!
監修: 旧車王(https://www.qsha-oh.com/)
「旧車王」は20年以上の実績を誇る、全国出張型の旧車専門の買取サービスです。スポーツカーや特殊なモデル、希少車も多く取扱っております。旧車王の特徴は、お客様の愛車を査定ではなく「鑑定」し、高価買取を実現していることです。「鑑定」とは、年式や走行距離、グレードだけでなく、機関系の状態や足回りの状態、下回りの錆やステアリングの状態、車台番号とエンジン番号の確認などさまざまな情報をもとに旧車の価値を見極めることです。また、車輌そのものの状態だけではなく、お客様の愛車に対する想いまでを汲み取り、買取金額に反映いたします。大事なおクルマを責任をもってお預かりし、長い歴史が刻まれた旧車を「自動車文化遺産」として次世代へつないでいくため、次のオーナー様へと橋渡ししております。