では、いよいよ実食していきましょう!
・セブン
麺は、いわゆる「ワシワシ」方向の太麺でかなりの食べ応え。スープは、ガツンとくるカラメで、ニンニクのツブツブが感じられます。
チャーシューはかなりのサイズ感ですが、レンチンによってほろほろ崩れてしまいました。そして一番驚いたのが、ヤサイの量。食べても食べても「もやし」がなくなりません。こりゃあヤサイ“マシ”好きにはたまらん構成といえましょう!
・ファミマ
麺は、太麺ではありますが「ゴワゴワ」系ではなくツルンとした食感が特徴的。ニンジンに見える赤いものは、辛口の「揚げ玉」で、全体にまぶされています。食べているとスープに溶けてほんのり汗かく辛さになりますね。スープは濃いめですが油多めのモッタリした口当たりです。
ヤサイはあくまで脇役といった量。チャーシューは、プルプルしてよい食感ですが、筆者の軟弱な歯では噛み切れないほどの弾力がありました。
・ローソン
麺は「ワシワシ」を目指した太麺ですが、そこまで固さは感じられず、ゴワゴワまではいかないかな~という感じ。スープは、別添の黒コショウのおかげもあって、ニンニクとのマリアージュが新鮮。濃厚ながらも出汁の風味を感じられました。
特徴の巨大チャーシューは、箸で持ち上げても崩れないながら、歯で噛み砕けるちょうどよい食感が素晴らしい。ヤサイはちょっと少な目ですが、茹でたり炒めたりしてあるようで好感度は低くありません。
まとめ
ここからは筆者の独断と偏見で、どの商品がどんな人に向いているのかをまとめていきます。
・セブン
とにかくヤサイが多いのがうれしい。3者の中では圧倒的でした。「ヤサイマシ」でバランスよく食べたい人にはおすすめです。スープが最もカラメなので、ガツンとしたスープにいきたい場合もよさそう。
・ファミマ
いわゆる“二郎系っぽさ”は薄いかもしれないのですが、ピリ辛なスープをがっつりアブラ&大量麺と楽しみたい人は好きだと思われます。ピリ辛みんな好きでしょ? 麺は「ちぢれ系うどん麺」という雰囲気でツルツルしています。
・ローソン
最も低カロリーでありつつも物量は最も多いという“スペックモンスター”。チャーシューも大きくて食べ応えがあってバランス取れてると思います。ラーメン店による監修は唯一ないのですが、その分、素材などに力を入れられているのかも。
筆者はどれを選ぶ?
ヤサイたっぷりなセブンか、低カロリーかつチャーシューがおいしいローソンかで、迷った……。迷ったのですが、スープが好みだったローソンに軍配を上げたいと思います。
一方で、全体的気になった点としては麺ですね。いわゆる「ゴワゴワワシワシ」した太い硬麺を想像しているとやや肩透かしをくうかもしれません。まあでも、レンチンでここまで再現できるものなのかと驚かされたのも事実なんですけどね。
「ジロリアン」(※ラーメン二郎をこよなく愛する人)な皆さんの感想も聞いてみたいので、ぜひ当記事のURLと一緒にSNSなどで「コンビニ二郎系ラーメン」の感想を教えてもらえると助かります。