いま星野リゾートが熱い!(2) 一度は泊まってみたい宿「星のや軽井沢」! ここだけのプレミアムなエスケープ体験とは!?

■疲れた心に響く! 2022年夏限定2泊3日の新プログラム

レセプションから約20分かけて、森の中をウォーキング

さて、次にご紹介するのは、疲れた心と体を整えられる新プログラム「星のや軽井沢夏の健幸滞在(2022年8月31日までの期間限定)」です。2泊3日の滞在中、森を舞台とするアクティビティ、貸し切りの瞑想入浴、指圧のスパ、トレッキングなどがセットになっています。

みなさんは、避暑地・軽井沢は「屋根のない病院」という呼び名があるのをご存知でしょうか? 軽井沢の標高は約1000m。真夏でも過ごしやすく、たっぷりの緑と涼しい空気で満たされています。

今回の「星のや軽井沢夏の健幸滞在」は、軽井沢病院院長の稲葉俊郎医師が監修。「病気を治す」わけではありませんが、そんな"癒やしの軽井沢"のポテンシャルを最大限に感じられる内容になっています。

まずはレセプションにて甘酒を飲み、ほっこり癒やされたら、森の中へ。メインの建物「集いの館」までは、スタッフと一緒にゆったり歩いて向かいます。川のせせらぎが響く森は、踏み入れた人を優しく歓迎してくれるよう。暑い夏でも、自然の涼しさを体感しながら散策できます。

貸し切りで「メディティションバス」を満喫

続いてはお楽しみの温泉タイム。宿泊者専用の大浴場「メディティションバス」へ向かいます。ここでは、なんと貸し切りで瞑想入浴ができるんです。

瞑想入浴とは、ほんのり明るい「光の部屋」と真っ暗な「闇の部屋」と呼ばれる2つの部屋を行き来しながら、じっくり入浴することで五感を開放していくこと。

瞑想入浴自体は、「星のや軽井沢」のゲストなら誰でも体験できますが、すごいのはこの広い大浴場を貸し切り利用できること。のんびりゆっくりと、誰にもじゃまされずに自分と向き合い、心と体を整えることができます。

真っ暗な「闇の部屋」は慣れないうちはドキドキしますが、しばらく湯に浸かっていると、雑念が消え、温泉のにおい、湯の音、肌触りだけに集中できます。ぬるま湯にぷかぷかと浮かびながらの瞑想入浴は、不思議で楽しい究極のリラクゼーション。普通の温泉施設では味わえない、プレミアムな体験がここにはあります。

好きな香りをまといながらのスパ体験

リトリート旅に欠かせないものといえば、極上のスパ。このプログラムにも、4種類のオイルから好きな香りを選んで行うオイルトリートメントが含まれます。

独立したスパ専用棟は、4棟すべて川に面した造り。筆者が訪れた6月中旬は、ちょうどカモの親子が見られるシーズンとあって、テラスからは、仲むつまじいカモの親子の姿も見られました! そんなほっこり癒やされる空間で、80分のオイルトリートメントがスタートです。

アロマの精油が入った足湯に浸かりながら、すっきりした味わいの豆茶をごくり……。ほっと一息ついたら、嗅覚を研ぎ澄ませるようにして、4種類のオイルの中から直感で好きなものをひとつ選びます。

筆者が選んだのは、スギやヒノキ、ヒバが入った、森林の香り。目を閉じてにおいを嗅いでみると、軽井沢らしい森の香りが、すっと心に染み渡るのを感じられます。聞けば、森の香りには深いリラックス効果があるのだとか。

香りが決まったら、いよいよ施術の開始。力を入れすぎず、"圧の強弱のバランス"が絶妙。包み込まれるような手業の心地良さといったら……! 「肩の辺りが特にお疲れのようなので、しっかり流していきますね」そんな感じで、ちゃんと筆者の体を見ながら個々にアレンジしてくれました。プロの施術と森の香りによる相乗効果で、癒やし効果は倍増。至福の時間とは、まさにこのことです。