Q.過去についた、【金銭関係】における最大の嘘って?

続いて同様に、【金銭関係】における最大の「噓」について、その内容を聞いた、その主な結果は下記の通りだ。

Q.過去についた【金銭関係】における最大の「噓」について、その内容を具体的にお知らせください

男性/36歳
中学時代、部活で新しいラケットが必要と言って親からお金をもらい、中古のラケットを買い、残ったお金を自分の財布に入れ、親には全部使ったと嘘をついた

男性/43歳
高校時代に予備校へ行かされていましたが、指定校推薦でいけそうなので授業料を競馬に使いました。ちなみに90万勝ちましたので大学は2年間バイトせずに、スロットでさらに稼いでサークルで遊んでいました

男性/44歳
大学時代に親から仕送りをされていたが、受験料、資格取得など適当な嘘の理由を言っては、その都度仕送り以上にお金を要求していた。親に申し訳ない思いです

男性/46歳
大学生の時、半期ごとに納める学費をいつも1割増しで親に要求していた。半期で2.5万円程だったが、お小遣いとして大切なものだった

男性/51歳
過去ですが、親に車を買うからと援助してもらいましたが、実は新興宗教にお布施をしていました。100万円です。ごめんなさい

男性/56歳
実家に入れる生活費を、給料ごと全部パチンコですってしまったので、電車の中でスリにすられたと嘘を言ったこと

男性/62歳
もう解決したが、かつて多重債務に陥ったことがある。そのことについて誰にも言わず、格好をつけていた

男性/48歳
家族に対してはへそくりを隠してお金がないと嘘をつき、同僚に対しては昇給や賞与を過少申告(お互い少ないね……というオチに持っていくため)したりしています

男性/50歳
昔19才の結婚詐欺師に、親の入院代や葬式代等で845万騙し取られたが、婚約者には投資で騙されたと言って誤魔化している

男性/39歳
彼女に資金援助をしていることを誰にも言えません。生活が苦しいので援助しているのですが、これはもう援助交際なのではと自分でも疑問に感じています。が、誰にも言えません

男性/38歳
FXと仮想通貨で失敗して、かなりのマイナスになってしまったこと(ただし勉強になり、今も続けていて利益が出始めています)

女性/44歳
クレジットカードは持たず、現金で支払うと言ってるけど、本当は過払い請求をして精算したので作れないんです。でも、もう作る気はありません

男性/57歳
投資で大損して、本業を合わせても減収なのですが、自分を戒めるために申告せず、余分な税金と健康保険料を支払っています

女性/58歳
夫に毎年、誕生日プレゼントや結婚記念日のプレゼントを渡しています。夫も毎年、それなりの値段のものをくれます。でも実は私は、一年前からバーゲンで半額以下になったものを買っておいて渡してます(^^)

男性/42歳
以前の会社を退職するとき退職金(数百万円)を受け取ったが、家族には内緒にし自分のヘソクリにしている

男性/44歳
身内にとある資格をとりたいと偽って、資金を出してもらいました。それを投資資金に回しました。失敗すれば申しわけがたちませんが、いま順調なので借りた分は返済するつもりです

男性/53歳
車の維持費に必要なお金を風俗につぎ込んでいます。他にも子どもの学資保険を解約して、高級風俗にのめり込んでいます。生命保険も、長年積み立てていたものも解約してすべて使ってしまいました

【金銭関係】における最大の嘘や隠し事について寄せられた具体的なエピソードで多かったのは、学生時代に親からもらった学費や参考書代などを遊びで使ってしまったというもの。もちろんバレたら大目玉必至だが、発覚せずに無事に進学・卒業をしたというケースが多いようだ。

学生ではなく、社会人になると一気に緊張感が高まる。投資や趣味、ギャンブルなどで大金を費やしてしまい、配偶者などに言い出せずに嘘を突き通しているというパターンだ。生活に大きな影響が出なければいいが、中には学資保険を解約してまで風俗にのめり込んでいるという告白もあった。これなどは、家庭争議に発展する前にカミングアウトをすることを強くお勧めしたい。

また上記とは逆に、「副業の方が収入が多い」や「家族には内緒で大きなお金を持っている」という回答もあった。今後ありうる不測の事態に備えて蓄えておくという意味合いもありそうだが、それならば隠し事にする必要はない。コメントにもあったように、自分のヘソクリ用に隠しておきたい、というのが本音のようだ。

重大な事態を引き起こすかもしれない、「仕事・金銭関係」の嘘

今回はマイナビニュース会員が過去についた、「仕事」と「金銭関係」の最大の「嘘」や「隠し事」について聞いた。

仕事も金銭も、人生においては極めて重要な要素だ。仕事をサボって喫茶店で漫画を読んでいた、あるいは親からもらった参考書代を彼女とのデート代にしてしまったなどであれば笑い話だが、今回のアンケートではかなり重い内容のものも散見された。

人間ならば誰でもついつい、ついてしまう嘘。その場しのぎの嘘が、取り返しのつかない事態とならぬことを願わずにはいられない、そんなアンケートとなった。

調査時期: 2021年3月12日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 1,006人
調査方法: インターネットログイン式アンケート