BS10のトークドキュメンタリー番組『ゴルフ18H物語(ゴルフイチハチストーリー)』(毎週火曜21:00~)の新MCに、きょう14日の放送から生瀬勝久が就任。引き続きMCを務める潮田玲子とタッグを組む。
ゴルフ、そしてプロゴルファーの魅力やすごさを18のテーマを通じて深堀りしていく同番組。このほど、勝みなみプロをゲストに迎えたリニューアル初回収録に参加した2人にインタビューし、番組の見どころに加え、ゴルフの魅力やプレーで意識することなどを聞いた――。
「久しぶりに仕事に行くのが楽しい感じ(笑)」
――まず生瀬さんから、今回のオファーを受けた際の心境をお聞かせください。
生瀬:ゴルフ好きなので、うれしいですね。久しぶりに仕事に行くのが楽しい感じです(笑)。収録もあっという間で、プロのアスリートの方とお話しすることはそんなにないので、考え方とかを聞いていると新鮮だし、興味深いです。
――潮田さんは生瀬さんと一緒にお仕事するのは初めてということですが、印象はいかがですか?
潮田:私が言うのも申し訳ないんですが、初めての感じがしなくて。私たち、息ぴったりじゃないですか(笑)
生瀬:もちろん(笑)
潮田:言わせてる感がめちゃめちゃある(笑)。それくらいすごく楽しいです。私はアスリートだったので、自分の考えと重ね合わせたりするのですが、生瀬さんはご自身の俳優業と重ねられたりするので、プロの方々のお話をいろんな角度から分析できるのが面白いなと思います。いいコンビですよね(笑)
――生瀬さんは、潮田さんの印象はいかがですか?
生瀬:オリンピアンで、実生活も幸せで、これだけお話が上手で、かなわないっすよ!(笑) 僕らは半分口八丁な仕事ですから、こんなにいろんな才能を持っている人は無敵ですよ。素晴らしいです。
「プロでもまだ答えが見つからない」奥深さ
――それぞれゴルフ歴はどれくらいになるのですか?
生瀬:僕は始めたのが遅くて、40歳すぎてからです。中村雅俊さんの主演ドラマに出させてもらったんですが、雅俊さんがゴルフ好きなので、「打ち上げはゴルフコンペやるぞ!」って言われて。僕なんか小劇場出身だからゴルフはブルジョワがやるスポーツだと思って、絶対やらないでおこうと思ってたんですけど、それで仕方なく始めて、ハマっちゃいました(笑)。20年以上になりますが、最近少し時間に余裕ができて、年間30ラウンドくらいするようになって、いまだにスコアが伸びるのが面白いですね。体が動かなくなるまでずっとやるつもりです(笑)
――この番組でプロから学ぶと、まだまだスコアが伸びそうですね。
潮田:伸びしろしかないですね。
生瀬:Creepy Nutsです。
潮田:(笑)。私は引退してすぐ始めたので10年くらいですね。でも出産とかもあったのですぐやめちゃって、全くクラブに触ってなかったんですけど、4年前に夫が引退したのを機に一緒に行くようになったら、もうドハマリしちゃいました。
生瀬:旦那さんとラウンド中にケンカしません? 僕も奥さんとも行くんですけど、まあ言うことを聞かないんですよ。一緒に行ったメンバーの人からいろいろアドバイスもらって「はい!」とか言ってるのに、僕が「もうちょっと開いて」とか言うと「開いてって何を!?」って言われちゃう(笑)
潮田:うちはライバル同士みたいな感じなので、アドバイスしないんですよ。でも、夫婦で回れるのは楽しいですよね。
生瀬:それが一番ですよね。僕は息子も一緒に3人で回ることもあります。
潮田:いいですね!
――家庭内のコミュニケーションにもゴルフは優れたスポーツなんですね。
生瀬:そうですね。親子3世代で楽しむとか言うじゃないですか。それができたら幸せの頂点みたいなイメージがありますね。
――改めて、ゴルフの魅力というのは何でしょうか?
潮田:バドミントンってピンポイントで狙ったところにいかに打つかがすごく大事なんですが、ゴルフもそうじゃないですか。でも、バドミントンのように体育館の中ではなく、あんなに広い場所で、誰にも邪魔されずにできる。それでもうまく打てなかったりして「なんでだろう!」って難しさを感じながら、思い通りの球が打てたときに「気持ちいいー!」ってなったのが、ハマったきっかけだと思います。そこから、「なんでー」って悔しがったり、「うまくできたー!」ってなったりするから、やめられないんですよね。
――先ほど言われた「伸びしろ」の面白さですね。
潮田:そうですね。練習すれば上手くなるというところが、すごく楽しいです。
――リニューアル初回収録のゲストの勝みなみプロが、「プロでもまだ答えが見つからない」というお話をされていました。
生瀬:あの話は深いなと思いましたね。