• THE RAMPAGEの吉野北人、川村壱馬、RIKU

――それぞれ個人でも活躍されていますが、今年はご自身にとってどんな年になりましたか? そして来年の抱負もお聞かせください。

RIKU:今年はTHE RAMPAGEになって一番忙しく、タフネスな1年でした。その渦中にいる時はどうしても余裕がなくて、ネガティブになってしまう時もありましたが、だからこそ、東京ドームに全員で立った時とか、15人の仲間たちの存在にどれだけ助けられていたのかとすごく実感した1年で、微力ながらもっともっとグループの力になるためには、自分だったら何をすべきなのかなとか、今の自分にできることは何かというのをより考えるようになりました。つらかったけど、今しか無理できない部分も年齢的にも肉体的にもあるとは思うので、やってよかったなと思います。

――俳優業もそうですし、写真集もリリースされて。

RIKU:今年は舞台も2つ出させてもらい、グループでの稼働も含めると、100以上ステージに上がった1年だったので、3~4日に1回ステージに立っている感じでした。ほかのメンバーもいろんな仕事をしていて、リハーサルで全員がなかなかそろわないという、贅沢であり、大きな問題、悩みもありました。今まではグループでの稼働しかなかったので、みんなでリハして帰るという感じでしたが、どうしてもこのメンバーが来られませんというのがざらになってきて、この業界で戦う者としてはありがたい悩みではあります。

――個々がそれだけ強くなっているわけですね。

RIKU:そうですね。16本以上に僕らは矢を構えることができるようになってきたという証拠ではあるので、決してマイナスに捉えてはないです。

――川村さんはいかがですか?

川村:今年1年は己と向き合うことが多かったのと、未来について考えることが多かった1年でした。メンタル的には楽しかった時の方が少なかったですが、すごく意味があったというか、改めて、グループももちろん、自分の今後、生き方、未来などを真剣に考えてみると、もっと今のうちからできることがあるなと。グループとしては今までで一番というぐらい、めちゃくちゃいい雰囲気で活動してこられた1年でした。そして、ソロの活動が来年から決まっていて、いつかは自分1人の人生になることを常に想像してきて、その準備はバッチリのつもりでしたが、いざソロでのライブを想像してみたらめっちゃ緊張しそうだなと思いました。そう思った時に、グループで普段、莫大すぎるぐらいの安心感やパワーをもらっていたんだなと気づいたし、より一層、グループ・ソロ両方しっかりと頑張っていけたらなというマインドになりました。

――グループとしてずっとやっていくつもりだけど、ソロとしても活動できるようにしていきたいという思いでしょうか。

川村:そうですね。そもそもソロでいろいろ音楽を発信していくということは昔から決めていて、絶対やると思っていたことなんですけど、実際に目の当たりにした時に、グループからの安心感、パワーの絶大さを改めて感じました。

――吉野さんはいかがですか?

吉野:いい意味で忙しかったです。いろんなことを経験させていただいた年だったので、それが今後にもつながるでしょうし、2025年もすごく楽しみというかワクワクしています。来年のことを考えてウキウキワクワクってあんまりなかったんですけど、最近すごい来年楽しみだなと。だからきっといい年になると思うし、いい年にしたいなと思います。チームとしては、ドーム公演が成功という形で終わったので、これをツアーとしてできるように、チーム一丸となるべく個々も一人ひとり高めていけば、それがチームに返ってきて、チームがもっと大きくなると思うので、2025年はいろんなことを大きくするべく活動していきたいです。

――今年、ご自身にとって特に大きな経験になったと感じていることを教えてください。

吉野:ドームはもちろんですけど、個人としてもいろんな撮影をさせていただいて、自分という表現者についてすごく考えた1年になりました。昔だったら、チームを広げるためにやれるんだったら何でもやりたいというマインドでしたが、今はいい意味で自分が大事というか、自分のブランディング、未来のことを考えて、一個一個丁寧に考える1年だったと思います。今後もしっかりと自分の未来を考えて、チームのことも考えていきたいです。

  • THE RAMPAGEの吉野北人、川村壱馬、RIKU
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■THE RAMPAGE
3つのオーディションを通じて選ばれた16人組ダンス&ボーカルグループで、「RAMPAGE=暴れ回る」という名の通り、ステージを踊り暴れるHIPHOPテイストのパフォーマンスが魅力。2017年1月25日シングル「Lightning」にてメジャーデビュー。2024年2月14日には初のベストアルバム『16SOUL』『16PRAY』を2作同時発売。7月24日発売のシングル「24karats GOLD GENESIS」では「Billboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”」(2024年7月31日公開)にて自身初の1位を獲得するなど、Billboard&オリコン主要ランキングで4冠を達成し、自己最高の35万枚を突破。9月11日、12日には自身2度目の単独東京ドーム公演を実施した。