• 鈴木梨央

――モアナはみんなのために活躍するヒーロー的な存在ですが、ご自身にとってのヒーローを教えてください。

ヒーローとなると母かなと思います。どんな時もそばにいてくれるし、自分には持ってない部分があって。自分も明るい時は明るいですが、母はとにかく明るくて、チャレンジ精神も旺盛なので、すごく尊敬します。

――お母様のようにより明るく、よりパワフルに?

周りにいる人たちを笑顔にしてくれるような存在でもあるので、自分もそういう存在になっていけたらいいなと思います。

――身近に目標とする人がいてくれるというのは心強いですね。

親子なので時々ケンカすることもありますが、小さい頃からずっと応援してくれているので、母には自分の頑張りをたくさん見せられたらなと思っています。

――作品を通して頑張っている姿を見てもらいたいという思いでしょうか?

そうですね。小さい頃は、台本も一緒に覚えていたのが、今では1人で覚えることが当たり前になっています。母には純粋に作品を観てもらって素直な感想をもらっています。母がうれしそうにしていると私もうれしいです。そして母だけでなく、たくさんの人に作品を届けていきたいです。

――最後にファンの方々にメッセージをお願いします。

『モアナと伝説の海2』は、モアナが新たな仲間と共に冒険に繰り出す物語ですが、モアナの強い気持ちや、大切な仲間を守るために諦めないという気持ちは、見ていて自分自身も勇気をもらいますし、背中を押してもらえた作品です。皆さんにもこの作品の力強さや魅力を感じとっていただけたら嬉しいです。どの世代の方にも楽しんでいただける作品だと思います。ぜひ皆さん劇場にお越しください!

■鈴木梨央
2005年2月10日生まれ、埼玉県出身。2010年、5歳で芸能活動を開始。主な出演作は、ドラマ『八重の桜』(13)、『あさが来た』(15)、『ひきこもり先生』(21)、『命のバトン~赤ちゃん縁組がつなぐ絆~』(21)、映画『僕だけがいない街』(16)、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)、『最高の人生の見つけ方』(19)、『屋根裏のラジャー』(23 ※声優出演)、舞台『奇跡の人』(19)、『るろうに剣心 京都編』(22)、『ダーウィン・ヤング』(23)、『新生!熱血ブラバン少女。』(24)、『ピーター・パン』(24)など。