中京テレビ・日本テレビ系バラエティ特番『日本で一番早いお笑いバトル! フットンダ王決定戦2025』が、今回も年を越えた1月1日午前2時から早朝6時まで、4時間にわたって生放送される。MCのタカアンドトシに今回の展望に加え、2024年を振り返って語ってもらった――。
出場者の本気度と企画の分かりやすさで長寿企画に
――14回目となる今回の放送が決まったのを聞いた時の気持ちはいかがでしたか?
タカ:またあの熱い戦いを見れるのかとホッとしましたね。もうずっと続けていきたいんで、これだけ長く続けられるのは本当に幸せなことだなと。ここ最近のテレビは定着するのが難しくて、番組もほとんどすぐ変わってますから。そう考えると『フットンダ』っていうのは伝説の番組になるんじゃないかと思いますね。
トシ:自画自賛ですね。毎年夏を過ぎたぐらいに「来年もやります」って教えていただくんですけど、それを聞くと「もうその時期になったか」みたいな感じです。このルーティンがもう十何年続いてますから、風物詩になってます。体の中のルーティンになっていて、ありがたいですね。
タカ:できれば『フットンダ』の生放送中に死にたいくらい。それができたら芸人冥利に尽きますよ。
トシ:中京さんが困るんだよ。事故だよ事故。演者が目の前で死んじゃったら支えられません。
――お正月の過ごし方はどのようにされているのですか?
タカ:北海道って大みそかから盛大にご馳走を食べて、おせちも食べちゃうんですよ。『紅白』見ながらワーッて盛り上がるのがすっごい楽しみだったんですけど、それがこの『フットンダ』が始まってからできてないんで、ちょっと残念です。
トシ:散々「ありがたい」って言ってるのに、結局邪魔だみたいになってんじゃねぇか。
――ここまで番組が続いてきた理由は、何だと思いますか?
トシ:やっぱり出てくれる出場者の皆さんの本気度じゃないですかね。皆さん本気で「勝ちたい」という思いがありますから。お正月気分で楽しくやるのかなと思いきや、みんなもうガチで。1ポイントの差でも必死ですから。
タカ:幸先よくその年をスタートしたいという気持ちもあるしね。あと「布団が吹っ飛んだ」ってダジャレから生まれたような番組だけど、そのシンプルな分かりやすさがいいのかなっていうのも思いますね。布団が飛んだら合格って、見てて分かりやすいじゃないですか。シンプルに番組の企画が素晴らしいです。あとは戦う邪魔をしない回し方とか、MC力もあるのかなと思いますけど。
タカ:結果、自画自賛だよ。