大みそかの『第75回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:20~23:45 ※中断ニュースあり)で司会を務める有吉弘行、橋本環奈、伊藤沙莉、鈴木奈穂子アナウンサー。有吉は2年連続2回目、橋本は3年連続3回目、伊藤と鈴木アナは初となる。このほど4人にインタビューし、本番への意気込みやお互いの印象など話を聞いた。
――『紅白歌合戦』への意気込みをお聞かせください。
有吉:1回きりだろうと思っていたんですけど、2回目ということで、棚から牡丹餅ですけど、ラッキーだなと。前回相当緊張して大変だったので、今年はもうちょっと楽しんでやれればなと思っています。
橋本: まずはもう紅白の時期になったんだなというか、もうすぐ大みそかが来てしまうなという感じがします。そんな年末の締めくくりとして、日本の皆さんが見ていらっしゃる番組ですし、明るく楽しく年越しできるように司会として頑張りたいなと思っています。“朝ドラ”が撮影中でそのスタッフの皆さんがすごく楽しみにしてくださっているので、『おむすび』との関わりがちょっとあればいいなと思いながら楽しみにしています。
伊藤:こういう取材などで徐々に実感していて、だんだん緊張感が高まってきていますが、皆さんの1年の締めくくりだと思いますので、今年もいい年だったなと、ポップな明るい気持ちで皆さんが年越しを迎えられるように、楽しい気持ちになるような空気感が出せたらいいなと思いますし、やれることを一生懸命ひたすらに頑張りたいと思います。
鈴木アナ:ずっとドキドキふわふわしていて、本番も地に足をつけて立っていられるか不安なところではあるんですけど、この4人で出場歌手の皆さんを思い切り盛り上げて、素敵な大みそかにしたいなと思っています。先ほど4人でPR用のタイトルコールを撮ったんですけど、4人の息がぴったり合っていた気がしたので、息を合わせて、歌手の皆さんを盛り上げていけたらいいなと思います。
――災害や猛暑などもあった2024年の最後の日に放送される『紅白歌合戦』。どんな大みそかになったらいいなと願っていますか?
橋本: 前回の紅白の司会をやらせていただいた翌日、家族と過ごしていた時に地震速報のニュースを見てから1年経過しましたが、まだ復興ができてなかったり、明日どう生きるかを考えている皆さんがたくさんいらっしゃると思います。今の作品(『おむすび』)で神戸の震災の話をやっていて、いろんな方からお話を伺った時に、ラジオで流れていた曲など音を覚えている人がたくさんいて、音楽に救われることってたくさんあると思うし、文化としてこれだけ長く続いた『紅白歌合戦』で少しでも明るい気持ちになってくれたらうれしいなと思います。
有吉:一生懸命、明るく楽しい番組で、皆さんの力になれたらと思いますし、できることならマラソンでもしてあげたいですが、今回は歌で元気づけたいです(笑)
伊藤:自分がずっと見てきた番組で、自分の人生の中に当たり前にあるというか 毎年これを見る季節がやってくるのがすごく楽しみだったので、その中に自分が司会として入れていただくことは奇跡みたいなことで、せっかく与えていただいた任務なので、ちゃんと遂行して、皆さんと楽しい時間を過ごして、見ている方々にも楽しい時間を過ごしていただきたいなと思います。
鈴木アナ:毎年いろんなことが起きて、ご覧になっている方お一人お一人もいろんなことがあった1年だと思います。『紅白歌合戦』の4時間ぐらいの中でも、華やかな場面もあれば、今年1年をじっくり振り返ったり、懐かしがったり、ちょっと涙したり、いろんな演出や歌があると思うので、一曲一曲噛みしめていただいて、最後、「蛍の光」からワ~! となって、テープがバン! となって、そのあとゴ~ンと『ゆく年くる年』に行く感じを私も毎年とても楽しく見ていたので、そういったところまで味わっていただいて1年を締めくくっていただけたらと思います。