コンビニやスーパーの売り場で見かける「プライベートブランド」(PB)商品。同じ売場でその界隈の「定番」と並べられていることもありますよね。「えー、どっちを買うべきなんだろう」って悩んだ経験はありませんか?

  • 定番とPBが並んでいたりしますよね

そこで、PB商品と「定番」を比較してみようじゃありませんか、という当企画。

第5回となる今回(→第4回)のテーマは、食事のお供「極小粒納豆」です! 1980年代年に発売されたロングセラー、タカノフーズの「おかめ納豆 極小粒」(以下、おかめ納豆)と、セブンイレブンのPB「極小粒納豆 3個入」(以降はセブンPB)、イオンのPB「極小粒納豆(関東)」(以下ではイオンPB)の3者を比べてみます。

  • 右から、おかめ納豆、セブンPB、イオンのPBの皆さん

メーカー

まずはいつものごとく、各商品をどのメーカーが作っているのかを確認しておきましょう。

・おかめ納豆 タカノフーズ
・セブンPB あづま食品
・イオンPB タカノフーズ関東

おおおっと! 「タカノフーズ関東」は、その名の通り「タカノフーズ」のグループ会社のひとつです。なお「あづま食品」は1950年創業の納豆専業メーカーで、筆者もスーパーでよく見かける「北海道大粒2P」や「国産中粒納豆3P」などを製造販売している会社。なんと今回は“老舗メーカー”同士による納豆頂上対決だった……!

価格

続いては、価格差をみてみましょう。

・おかめ納豆 138円 ※セブンイレブン店舗で確認
・セブンPB 105円
・イオンPB 84円

唯一100円を切っているのがイオンPBで、それをセブンPB、おかめ納豆の順で追いかける展開です。おかめ納豆とイオンPBの価格差は54円。同じ3パック入りなので、1パックあたり18円の差と考えるとけっこう大きいですね。

  • コンビニPBと比べると、スーパーPBって安いことが多いですよね