――将来どうなっていきたいと考えていますか?
言霊という言葉が私は大好きなので……私は将来、絶対に監督さんになります!
――監督になりたいと惹かれた点を教えてください。
私はみんなで作品を一緒に作っていくことが好きで、監督さんはみんなと協力して作っていくと思うので、そういうところがいいなって。そして、自分で脚本も書く監督さんになりたいと思っています。
――自分が作った物語を世の中に届けたいという思いがあるのでしょうか?
そうです!
――すでに脚本を書いているそうですね。
めっちゃ書いてます! 例えば、テレビを見ているときとかに、ストーリーが頭にビューンと入ってきます。監督さんになるために、これからも脚本をもっと書きたいなと思います。
――学校で勉強していて知識がどんどん増えていると思うので、脚本も進化しているのかなと思うのですが、そういった手応えや成長を感じることはありますか?
そうですね。国語とかでいろんなお話を知るので、そのお話とかぶるものは作らないですけど、こういった展開もいいなとヒントをもらうことはあります。また、『ライオン・キング』などのディズニー作品を見て、感動で終わったり、楽しく終わったり、そういう終わり方がいいなと思って、私の脚本も感動で終わるものや楽しく終わるものも作ったりしています。
沢口靖子に憧れ「私もずっと同じ役を演じられる女優さんになりたい」
――以前インタビューさせていただいたときに、主役をやりたいとおっしゃっていましたが、その思いも変わらずありますか?
はい! たくさんセリフを言うのが好きなので主役をたくさんやりたいです。女優さんもやりながら、監督さんもやって、同時にどちらもやりたいです。
――憧れの沢口さんと共演して、女優として学んだことはありましたか?
たくさんありました! 沢口さんは『科捜研の女』をずっとやっていて、私が出させてもらったのがシーズン24なんですけど、同じ作品にずっと出るってすごいことだなと思いました。
――沢口さんに会って、主役をやりたいという思いがより強くなったのでは?
そうですね。ずっと続いている作品をやっているというのは本当にすごいことなので、私も沢口さんみたいに、長く続く作品でずっと同じ役を演じられる女優さんになりたいです。
――現場での沢口さんを見てすごいなと刺激を受けたことはありますか?
撮影は夏だったんですけど、沢口さんは全く汗をかかないんです。私はザーザー汗かいていたのに、沢口さんは全然汗をかかず、ちょうどよさそうで、後光が差していました。
――柚乃さんも暑い日でも汗をかかず演じられる人になりたいなと?
はい。どんな状況でもシャキッといられる人になりたいです!
――最後に今後の活躍を楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします。
私は言霊を大事にしていて、マイナスなことは言わず、毎日感謝をするようにしています。毎朝「今日もいい日になるぞ!」と言うようにしているんですけど、そうすると本当にいい日になるんです。そういう風にプラスなことを口にするといいと思います!
2016年10月15日生まれ、東京都出身。1歳の時にWOWOW『コールドケース2』(2018)でデビュー。2023年にドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ)で安藤サクラ演じる主人公の幼少期を演じて脚光を浴び、ドラマや映画、CM、バラエティなど多方面に活躍中。2024年はドラマ『ブラック・ジャック』『科捜研の女 season24』(テレビ朝日)、映画『ゴールデンカムイ』などに出演。