具材を確認

蓋を開けてみたところがこちら。「具材」(かやく)の量に差があるのが分かりますね。明らかに多いのが日清。セブンPBは全体的に少なめで、特にエビのサイズが小さい。

  • 左からイオンPB、セブンPB、日清。こうしてみると、セブンPBのエビが小さいと分かります

一方のイオンPBは具材の量でかなり健闘しているように見えます。ネギがちょっと少ないかな? というくらい。

  • 日清のかやくが一番多くて大きい

  • 負けてないイオンPB。比べるとネギが少し少ないかも?

実食

では、いよいよ実食してきましょう!

・日清

かやくが多めなのもあって、麺とかやくの、トータルのマリアージュのバランスが良いですね。エビも大きいのでプリプリ感がありますし、お肉も豚独特の風味があって食べ応えありますね~。あーこれぞいつもの食べ慣れた味という感じです。

  • 日清。かやくの量、サイズと麺のトータルのバランスがすばらしい。「謎肉」も食べごたえありますなあ~

・セブンPB

全体的にさっぱり目な味わいで、特にスープは“しょうゆ”の主張を強めに感じました。お肉も鶏メインだからか臭みがぜんぜんなくて、あっさりいただきやすいですね。和な味わいでするする食べられます。日清と比べるとエビの小ささがやや気になりますが、単体で食べたら分からないだろうな。

  • セブンPB。鶏肉風味メインだからか、全体的にさっぱりとした味わい。麺は日清と比べながら食べてもほとんど差が感じられませんでした

・イオンPB

こちらも日清と比べると、スープに豚エキスが入っていないのもあって、スープはあっさり目。ただ全体的にかやくが大きめなので、ゴロゴロ感があります。エビも大きめなので食感を楽しめますね。

ちなみに、当初はスープと具材の違いだけで「麺はほぼ同じかな?」と思って食べていたのですが、スープを吸い込んで伸びてくると、イオンPBの麺は食感が少々落ちたように感じられました(あくまで筆者の感想です)。思えばかなり売値が違うわけですし、なにかしら麺の材料や製法が違うのかもしれません(あくまで筆者の想像です)。

  • この価格でかやくのゴロゴロ感は日清に負けず劣らず

まとめ

ここからは、筆者の独断と偏見で、どの商品がどんな人に向いているのかをまとめていきます。

・日清
大きめで多めのかやくと豚のガツンとした風味を楽しみたい。わずかでもカロリーは低いほうがよい。

・セブンPB
鶏肉が好き。しょうゆの風味を味わいたい。少しでも量は多いほうがいい。

・イオンPB
とにかく節約したい。あっさり系スープが好き。麺が伸びる前に食べきる自信がある。

筆者はどれを選ぶ?

正直、横に並べて食べ比べないと「違い」は分からないかもしれない……と思いつつ、詳しく見ると個性を感じられる仕上がりで大変興味深かったです。個人的にはゴロゴロの大きな具材とガツンとした“豚感”が大好きということが再確認できましたので、値段は張りますが日清のカップヌードルを選びたいと思います。やっぱりロングセラーなだけあるよなあ。

読者の皆さんも、ぜひどれが好きかSNSなどで教えてもらえると助かります。