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――決勝への意気込みと目標をお願いします。

亮太:もちろん優勝を一発で決めるというのはあるんですけど、本当にネタを見てもらいたいという気持ちがあるので、ちゃんとテレビで見ている人に見てもらえれば、ある程度満足感はあると思います。その上で当然優勝は目指します。予選と決勝でウケ方や雰囲気が違うという話を噂で聞いていますが、それに関してはけっこう自信あります。決勝でもウケるだろうという風にやってきたつもりなので。そもそもネタを作るときに、なるべく全員納得させるような形を選んでいるので、それが生きるような気がします。

押田:優勝したいというのはもちろんあります。優勝後にやりたいことがあって……もともとお笑い始めたのも、みんなの前で歌を歌えたらいいなというところからのスタートというか、ミュージシャンになるには能力も足りてないし、自分の中で唯一行けるところはどこかなという突破口としてお笑いを選んだという(笑)。お笑いやっていく中でお笑いを好きになっていくんですけど、最初のきっかけはそんな感じなので。

――歌いたいというのは具体的にどんなことがイメージされていますか?

押田:浜田(雅功)さんがやられている『ハマダ歌謡祭』とかめっちゃいいなと。別にうまくないので、そんなハードル高くない状態で歌えるのが一番ベストです。

――亮太さんは優勝後の野望などありますか?

亮太:僕は歌を歌いたくありません(笑)。ゆるくさやかな路線バスの旅とかやりたいですね。年配の人とかと横に並んで、ゆっくり商店街を巡るみたいな。

押田:でも胃腸弱すぎて食べ歩きはできないんですよ。たぶん本当に歩くだけ(笑)

亮太:そうなんです(笑)。風景重視で、ゆったりとした大自然の景色を眺めて、温泉に浸かって。それが一番の目標です。

――2カ月に1回のタイタンライブは、漫才を見に来る方もいればコントを見る方もいますが、全員を笑わせるネタを作ることに関して、タイタンライブによって鍛えられたというのもあるのでしょうか。

亮太:めちゃくちゃあります。規模がすごく大きいし、いろんな方が見ているというのもあるし、何より爆笑問題さんが2カ月に1回新ネタをトリで必ずやるというのがあるから、中途半端なことはできないぞと。2カ月に1回そこに向けて一番いいものを持って行かなきゃと、後ろから追いかけられているような感じはずっとあります。そして、ここでウケたら、どこ行ってもウケるんじゃないかなと、頼りにしているところがあるかもしれません。

――決勝当日楽しみにしていることはありますか?

押田:テレビの前で自分の家族や友達、芸人仲間が応援してくれるという、今までは僕は応援する側、テレビの前で見ていた側なんですけど、今回は出て応援される側になるというのが一番楽しみです。ずっとそっち側に行きたかったので、ついにそれが叶うぞと。みんなに応援しもらえるというのがすごくうれしいです。

亮太:ネタはいつも通りやれたらなと思いますが、平場での浜田さんや審査員の方との話とかがどうなるのか楽しみです。決してそういうのを器用にできるほうではないというのはなんとなくわかっていただけるかと思いますが、そこに関しては思いっきりスベってもいいと思っているので(笑)

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