――今回のCMは“速さ”がキーワードになっていますが、吉高さんは日常生活の中で“これが速い”というものはありますか?
吉高:私は起きてから家を出るまでがめちゃくちゃ速いほうだと思います。この年齢にもなってマネージャーさんに電話してもらって起きているんですけど、それが出発の15分前で、15分後にはもう家を出ているので。
落井:めっちゃ速い!
吉高:いつもどれくらい前に起きてる?
落井:出発する20分前とかにアラームで起きています。
吉高:「めっちゃ速い」って言うから、1時間前くらいかと思ったら一緒じゃん!
落井:ご飯は後回しにして、まずは支度をして、出られたらもう出るみたいな。
吉高:同じ香りがする(笑)
――落井さんが演じたひかりのように転校してすぐのタイミングは友達作りが大変そうですが、友達が多いイメージの吉高さんはどのように友達作りをされてきましたか?
吉高:私も人見知りなんですけど、みんなと仲良くならなくてもいいなと思っていたので、自分が好きだなと思う子を見つけて、その子の友達を紹介してもらって広がっていった感じだと思います。大人になれば、人見知りとか友達できないとなったら、ハイボールでも飲んでみんなとワイワイやったら仲良くなれると思います。
落井:大人になったらやってみます!
吉高:一緒に飲みましょう!
落井:はい!
――今度また共演するとしたらどんな役で共演したいですか?
吉高:同じ役じゃないほうがいいよね。
落井:会える機会がいっぱいほしいです。
吉高:そうだね。でも先生は大変そうだから嫌だな(笑)。家族なのかお友達なのか、入れ替わっちゃってもいいんじゃない?
――吉高さんは今年で芸能生活20周年となりますが、長く続ける秘訣をぜひ落井さんに伝授お願いします。
吉高:頑張りすぎないことかもしれません。頑張った後、ちゃんと自分を甘やかす時間も持ったほうが続くんじゃないかなと思います。ダッシュした後、疲れるから歩いたりもしてのんびりやってきました。参考にならないかもしれないけど(笑)
落井:ありがとうございます!
1988年7月22日生まれ、東京都出身。2004年に芸能活動開始。2006年、『紀子の食卓』で映画デビュー。2008年に『蛇にピアス』で主演し注目を集め、2014年にはNHK連続テレビ小説『花子とアン』でヒロインを務める。近年の主な出演作は、ドラマ『最愛』(21)、『風よ あらしよ』(22)、『星降る夜に』(23)、映画『きみの瞳が問いかけている』(20)、『風よ あらしよ劇場版』(24)など。現在放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』で主人公・紫式部(まひろ)を演じている。
2014年3月14日生まれ、東京都出身。2017年3月に映画『話す犬を、放す』でデビュー。近年の主な出演作は、ドラマ『少年寅次郎』(19)、『この恋あたためますか』(20)、『カナカナ』(22)、『鎌倉殿の13人』(22)、映画『AI崩壊』(20)、『母性』(22)、『わたしのかあさん -天使の詩-』(24)など。現在放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』で主人公・紫式部(まひろ)の幼少期を演じた。