ASUSから本格水冷向けのCPUブロック

ASUSより、同社初のDIY水冷ブロック「ROG Ryujin III WB」が登場、発売が開始された。同社のオールインワン水冷CPUクーラー「ROG Ryujin III」と同じく、3.5インチ液晶を搭載。ファンも内蔵しており、CPU周りもしっかり冷却できる。カラーは、ブラックとホワイトの2色を用意。価格は47,000円前後だ。

  • ASUSの「ROG Ryujin III WB」。システム情報やアニメーションを表示可能だ

  • こちらはホワイトモデル。小型の「Axial-tech」ファンを内蔵している

また、オールインワン水冷CPUクーラーの新モデルとして、「ROG Strix LC III 360 ARGB LCD」が登場した。円形の2.1インチIPS液晶を搭載するのが特徴で、システム情報や時刻などの表示が可能だ。Asetekの第7世代V2ポンプを採用。価格は、ブラックが50,000円前後、ホワイトが53,000円前後だ。

  • 「ROG Strix LC III 360 ARGB LCD」。液晶画面の向きは360°回転可能だ

  • こちらはホワイトモデル。ARGBファン「ROG Strix AF-12S ARGB」を搭載する

チューブをラジエータに隠せる簡易水冷

Lian Liの「HydroShift」は、"サイドマウントデザイン"を採用したオールインワン水冷CPUクーラーだ。チューブをラジエータ側面に貼り付けることで、設置時に目立たないようにし、外観をスッキリできるという。搭載ファンの違いにより、「360S」「360R」「360TL」があり、価格はそれぞれ、33,000円前後、37,000円前後、49,000円前後。

  • Lian Liの「HydroShift 360S」。360Sは、光らない高静圧ファンを搭載する

  • 各モデルともブラック/ホワイトを用意。2.88インチIPS液晶も特徴的だ

  • 「360R」は、ARGBファンを搭載するモデル。ブレードとエッジ部分が光る

  • 連結型ファン「UNIFAN TL120」を搭載する「360TL」の利用イメージ

L字型ボディのユニークなPlatinum電源

Lian Liの「Edge」は、L字型のデザインを採用した80 PLUS Platinum電源だ。これは、デュアルチャンバー構造のPCケースに適した形状。プラグインコネクタが外側を向くことで、ケーブルの抜き差しが簡単になる。さらに、USBハブも内蔵。多数のUSBデバイスを接続するのに便利だ。容量は850W/1000W/1300Wで、価格は28,000円前後~45,000円前後。

  • Lian Liの「Edge」。ユニークなL字型のデザインを採用したATX3.1電源だ

  • 850W以外にはホワイトモデルも用意。ケーブルの抜き差しが簡単にできる

ボトムに3ファン搭載可能なミドルタワー

NZXTのミドルタワーケース「H7 Flow」に、2024年モデルが登場した。従来の2022年モデルからの変更点は、電源を垂直配置にしたこと。ボトム側に12cmファンを3個並べることが可能になり、グラフィックスカードの冷却を強化できる。カラーはブラックとホワイトの2色で、価格は、通常モデルが22,000円前後、RGBモデルが26,000円前後。

  • NZXTの「H7 Flow」。通常モデルはフロントに「F120Q Airflow」ファンを搭載

  • こちらは「H7 Flow RGB」。フロントには「F360 RGB Core」ファンを搭載した

16cmファンをデュアル搭載のフルタワー

Antecの「Constellation C8 ARGB」は、ピラーレス仕様のフルタワーケース。最大の特徴は、ボトムに16cmの大口径ARGBファンをデュアル搭載することだ。この35mm厚の強力なファンにより、グラフィックスカードを直接冷却することができる。そのほか、リアにも14cmファンが付属する。カラーはブラックとホワイトの2色で、価格は23,000円前後。

  • Antecの「Constellation C8 ARGB」。ボトムに存在感のある16cmファンを搭載

  • 右側面はメッシュパネルを採用。ガラスケースながらエアフローにも優れる