「これはかわいかったな」というシーンは?
――そうですよね。続いて、今回は男性陣だけのインタビューということで……
永田:悪口ですか(笑)?
百瀬:悪口なんてないですよ(笑)!
――褒めるほうにしておきましょう(笑)! 本人がいないからこそ言える、妻の好きなところを教えてください。
百瀬:みおちゃんは最初、僕が多分変なことばっかり言っちゃってるから、すごいツッコんでくれてたんですけど、一緒に過ごして、いろんなことを話すうちに、心を許してくれたのか、みおちゃんもよく分からないことを言うようになって、それに僕がツッコんで。で、また、僕が変なことを言って、みおちゃんがツッコんで……というふうに、仲がいい人としかできないコミュニケーションをたくさんとれるところが、すごく好きです。
永田:そうだなあ……いつも素敵です。どの瞬間を切り取っても、素敵だなって思います。普段見られない姿までお互いに見せているわけじゃないですか。本当にあのままだし、一緒にいて居心地がいいし、呼吸がしやすい気がします。
――では、「これはかわいかったな」というシーンも教えてください。
永田:僕が勘違いしてしまっただけかもしれないんですけど、「どうやって手をつなぐのが好き?」と聞いてくれたのは、距離を縮めようとしてくれてるのかなと思って、すごくかわいいなと思いました。たくさんありますけど、そこかな。
百瀬:これは放送を観た感想なんですけど、お寿司屋さんでプレゼントをサプライズでくれたときに、みおちゃんがリップクリームを選んでくれているシーンが映っていて。その姿がかわいらしいというか、自分のために選んでくれてるっていうのがすごくうれしかったです。
インタビューシーンで赤面
――放送を観て、妻の本音や自分がいない場面の姿を知ることができるのは、この番組ならではですね。
永田:インタビューシーンは、「そんなこと思ってたの!?」ってなるよね?
百瀬:めっちゃ分かります。プロポーズのときは、すごい緊張しちゃってたから、どうだったのかなと思っていたんですけど、みおちゃんがインタビューで「すごい緊張してたけど、気持ちを伝えようとしてくれてることが伝わった」というふうに言ってくれていて、安心しました。
永田:僕も結構緊張していることが多かったんですけど、ハワイの最終日におでこにチューしたとき、位置がすごい上だったらしくて、「生え際にキスされた」みたいなことをインタビューで言ってて(笑)。それは本当に恥ずかしくて、赤面しました(笑)。
――インタビューを通して、自分の失敗を知ったわけですね(笑)。では最後に、この番組を通して、結婚観に変化があったかを教えてください。
百瀬:僕は今21歳で、周りに結婚してる人もいないし、結婚について何も想像がつかなかったんですけど、実際にこうして結婚生活を体験してみたら、相手の好きなものとか、趣味とか、人のことを知る楽しさや、人と距離が縮まっていく楽しさを感じることができました。今までは部屋に1人でいることが多かったんですけど、もっといろんな人のことを知りたいと思ったので、アウトドアになりそうな気がします。
永田:僕も結婚を現実的に考えたことがなくて……まだ花丸を自分につけてあげられていないというか、そんな人が誰かを幸せにできるのか? って疑問が自分の中にあって、結婚を真剣に考えたことがなかったと思うんですけど、実際にこうして結婚生活を送ってみると、一緒にいて楽しかったり、ほんの些細なことにも幸せを感じたりする瞬間がすごく多くて、自分が持っていたステレオタイプな結婚観は幻想だなって。2人でいることができれば、それでいい。結婚って、そんなものなのかなと思いました。
1993年8月27日生まれ。福岡県出身。『ONE PIECE LIVE ATTRACTION “Welcome to TONGARI Mystery Tour ”』で俳優としてデビュー。その後、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズに孤爪研磨役で出演したほか、ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)や、ドラマ『部長と社畜の恋はもどかしい』(テレビ東京系)などに出演し、話題を集めた。
2002年7月26日生まれ。「第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のファイナリストに選出され、芸能界入り。ドラマ『君には届かない。』(TBS系)、『佐原先生と土岐くん』(毎日放送)などに出演し、俳優として活躍の場を広げている。
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