――新ネタを披露するとのことですが、コントと漫才はどのようなバランスで考えていますか?
屋敷:だいたい半分半分のイメージです。去年は漫才3本コント4本の7本で、4本4本の年もあったり。
――ネタ作りの進み具合は?
屋敷:ネタ作りはしていますがまだ1本もできてないです。
――いいネタを作るために心がけていることを教えてください。
屋敷:ひねり出すしかない。だから毎回怖いです。もうないんじゃないかなという感じです。
嶋佐:なんとか間に合っているという感覚。芸人の単独って奇跡なんですよ。1週間前に全然できてないというのがざらです。
屋敷:でも、今のところ、今年やばかったなという年はないので、今年もそうなると信じたいです。面白いものにできるよう頑張ります。
――今回のツアーのポスターは白塗りがインパクト大ですが、どういう意図でこういうビジュアルに?
嶋佐:毎回全然違いますが、今年はマリリン・マンソンのジャケットをたまたま見て、マリリン・マンソン風にしてみました。かっこいいかなと思って。
屋敷:白塗りは落とすのが大変でした。耳の穴とかも塗ったので。なるべく肌色のところが見えないように。
嶋佐:デーモン閣下とかマリリン・マンソンさん大変だなと。こんだけメイク毎回して落としているんだと。
屋敷:コウメ太夫さんも。なかなか落ちないんですよね。肌荒れるやろうなと思いました。
「こんな風になりたい」というのは考えないように
――来年15周年を迎えますが、今後どのようになっていきたいと考えていますか?
屋敷:まずは病気とかせず生きていることが大前提で、最悪芸能界をやめていてもいいんですが、本当は芸能界やめたくなかったのにやめなあかんことになってもうたというのが一番悲しい。機嫌よくやっていればどうなっていてもいいです。誰みたいになっていたいと決めてしまうと、そうなっていないときにつらいので、こんな風になりたいというのは考えないようになりました。そのときそのとき機嫌よくやれていたらいいなと思います。
嶋佐:10年後、20年後、どうなっているかわからないですけど、いろんな意味でダサくなっていないように、くらいですね。単独ライブも、やめたほうがいいという判断になれば全然。60歳で単独やっているってダサいと思ったらやめますし。ダサい芸人になっていないといいなと思います。
屋敷:お互い思っていることがズレてきたら悲しいですね。こっちはやりたいけど、こっちはやりたないとか。
――今は単独ライブを頑張りたいというのはお二人とも同じ思いですか?
2人:そうですね。
7月6日・7日 東京・銀座ブロッサム、7月17日・18日 愛知・中日ホール、7月30日 宮城・電力ホール、8月3日・4日 福岡・よしもと福岡 ダイワファンドラップ劇場、8月8日・9日 大阪・TTホール