――阪本さんは大喜利ライブにもよく出られていますが、そこと違って4人1組のチーム戦という部分の面白さは感じますか?

阪本:大喜利って個人戦なんですけど、1・ 2・ 3・ 4って順番があったりとか、「3番目であんまり変なこと言いすぎてもな…」とか考えるので、違う競技な気がしました。

――難しいですか?

阪本:いや楽しいですね。ガチ大喜利じゃないというか、みんなで遊んでる感じです。

中谷:すごく楽しそうにしてるなとめっちゃ思いました。笑顔が多かったんで(笑)。松村さんとか大場さんとか、はじめましての方も多かったんですけど、人見知りのわりに楽しんでできてるなと思ったんで、僕も安心しました。

――他の方の回答はいかがでしたか?

阪本:大場さんとかアイドルやのに、むちゃくちゃちゃんと大喜利できるんですよね。1回大場さんが3人目で、僕が4人目のときがあったんですけど、ちょっと焦るぐらいのやつ出してきて。

――大喜利ライブだと参加者は芸人さんだけだと思うのですが、違うジャンルの人と一緒にやることは刺激になりますか?

阪本:そうですね。で、単純に楽しいですね。

――この番組は、中京テレビでかつて放送されていた『お笑いマンガ道場』のDNAを引き継ぐと銘打っているのですが、世代的に『お笑いマンガ道場』はご存知ですか?

中谷:すいません、ちょっと勉強不足で存じ上げなかったんです…。

――とは言え、令和の新スタイル大喜利番組ということで、どんな部分でその新しさを見せられそうですか?

中谷:ナダルも同期なんですけど、みんなで仲良くやってるチーム感が、よりもっと出ればいいなと思います。「楽しそう」って思ってもらえるような感じで。

阪本:大喜利大喜利してるというよりか、席順どうするかとか、「さっきのはお前が悪かった!」とか、ワチャワチャできるのが理想かなと思いました。あんまりストイックなお笑い番組というよりかは、楽しく休み時間のような感じにしたいです。

中谷:お子さんとかも見て楽しめるかなと思うので、学校とかで人気になったらうれしいですね。

――でも深夜番組なので…

阪本:「お子さんも見て楽しめる」っていうのは、こいつ(中谷)が勝手に言ってるだけなんで。下ネタとかもそんなに気にせずできたりとかしたほうが楽しそうだなと思います。真逆ですね。

中谷:まあまあ、楽しそうな雰囲気がお子さんによっては見られるかなと思ったんで…。

「ただただ終わってほしくない。酷評されたくない」

――今後呼んでほしいゲストの方はいかがでしょうか?

中谷:僕は漫画が好きなんで、漫画家さんが本領発揮できるところでもあるのかなと思って、来てくれるのをちょっと期待します。井上雄彦先生が、あの緻密な絵を『ロロロロ』で見せてくれるなら、時間かかってもずっと待ちます。

阪本:僕はガチャピンとムックとか。

中谷:扱いきれへんで、ガチャピンとムックに座られても。

阪本:あと先輩の芸人さんを自分の番組にお招きするとかしたことないので、経験としてやってみたいなと。

――例えばどなたがいいでしょう?

阪本:見取り図さん、ロングコートダディさん、ビスケットブラザーズさんとか。

中谷:紅しょうが、滝音、ニッポンの社長とか、ずっと大阪から一緒にやってきた人たちもいいですね。

阪本:番組的にちょっと友達感がある人の方が楽しそうですね。ナダルが良かったです。

中谷:ナダル良かった。やりやすかった~。

――では最後に、今後の野望をお願いします。

阪本:野望というよりは後ろ向きで「終わったらどうしよう」っていう、まだそこの段階なので。ただただ終わってほしくないです。酷評されたくない。

中谷:何もかもが初めてなので分からないんです。まあ楽しんでやっていけばいい反響になるのかなとは思いますね。