――大城さんが作詞・作曲された「M.A.G.!.C」「THANK」の歌詞もとても心に刺さりますよね。特に「THANK」はまさに今、この曲に乗せて感謝の気持ちを伝えたいという思いがあるのでは?
大城:まさに今届けたい曲ですね。コロナ禍でライブができない時に、今までの経験を生かして何かしたいと思い、曲を作りたいという話をしたんです。みんなでテーマを考えた時に、コロナが落ち着いて皆さんの前で歌えるようになった時に、まず感謝を……いろんな「ありがとう」を届けることがいいんじゃないかということに。僕らは明るい“ありがとう”の曲がなくて、これならいつでもどこでも場所関係なく歌えるのでいいなと。初めて“作詞・作曲:大城光”としてリリースされる曲なのでうれしいです。
――制作において印象に残っていることがありましたら教えてください。
大城:「THANK」のデモを自分の声で録音して届けたんですけど、僕の声が届く緊張感がありましたし、これを聴いてレコーディングの時に2人がどういう感じで持ってきてくれるのかというワクワク感もありました。そして、「好きに歌ってくれ」と言ったら、もう想像通り、マジプリって、3人集まった時の声ってこれだよなという、2倍3倍にいい曲にしてくれて「これこれ!」って思いました。
平野:僕たちがいい曲にしました!(笑)
永田:しました!(笑)
――平野さんと永田さんは歌う時どんなことを意識しましたか?
平野:好きなように歌ってくれと言われたので、本当に好きなように歌わせてもらいましたが、歌詞の意味合いもしっかり考えて書いてくれていて、僕らもそれがわかったので、自分の持っている感情を歌詞に合わせて歌いました。
大城:2人が演技をどんどんやるようになってきた中でのレコーディングで、表現力を感じました。
永田:うれしいです! 同じ「ありがとう」という歌詞でも、静かなところと明るい音楽に乗せているところでは意味合いが違うので、それぞれ伝えたい気持ちを考えて歌うようにしました。ライブでも思いを込めて歌いたいと思います。
2015年3月に東海地区出身・在住の男性2,020人の応募の中から誕生した、愛知・岐阜・三重を元気にするボーイズグループ。同年12月23日にシングル「絶対☆アイシテル!」でメジャーデビュー。現在は平野泰新(1995年2月15日生まれ、愛知県出身)、大城光(1995年7月4日生まれ、愛知県出身)、永田薫(1996年10月6日生まれ、岐阜県出身)の3人体制で、テレビやラジオ、舞台など、幅広く活動している。2024年1月30日に、同年3月31日をもってグループでの音楽活動を休止することを発表。3月16日にNAGOYA JAMMIN'にて開催される「本気☆LIVE 2024~絶対☆アイシテル~」がグループでの音楽活動休止前ラストのワンマンライブとなる。