――京都での撮影はいかがですか?

亀梨:とにかく寒いと言われたので、京都行く前に2人でインナーを買いに行こうと言ってます。

宮舘:そうですね。約束はしてます。

亀梨:あとメイクのときに着る浴衣も、今度一緒に買い物行こうかなと思います。

宮舘:もちろん色違いで。

亀梨:ないないない(笑)

宮舘:ないんですか!?(笑)

亀梨:でも、『大奥』に出演するのが発表されてから、京都を経験してる会社の先輩方の何人かから、「(京都のスタッフに)ちゃんと“よろしく”って言っといたから、安心して行ってこい」と優しいサポートもすでに頂いているので、それはすごく心強いですね。

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側室がたくさんいる生活に憧れは…

――側室がたくさんいる『大奥』の生活に、憧れはありますか?

亀梨:宮舘は普段そうだもんね。

宮舘:いいえ? そんなわけないじゃないですか。むしろ亀梨くんにそういうイメージがありますよ。

亀梨:憧れるわけはないんだけれど(笑)、僕らは日々たくさんの方たちに支えてもらってるんですよね。現場に着いたらメイクさんがいて、スタイリストさんがいて、舞台だったら衣装さんが何人も付いて早替えしていただいたりとか、周りの方たちからサポートいただいている環境ということに関しては、ちょっと体験させてもらっているんです。そこに関するありがたみと、それだけ自分に関わってくれる人が増えれば増えるほど起こる難しさも含めて、そういう側面をリアルに感じて分かっているところはちょっとあるのかもしれないですね。

 でも、何千人を従えて日々生活したいとは思わないですよ。台本読んでたらすごいんですよ。布団に入るのにも、ご飯にたどり着くまでにもいろいろ段取りがあって。布団入っても、ふすまの周りで耳を立てられて、もう緊張して何もできないですよ。階級制度で人を扱うということもたぶん無理だと思う。その辺はどうですか? 宮舘さん。

宮舘:僕も苦手かもしれませんね。何事も自分でやってきたっていう感覚なので、そこまで人に見られるというのは…。もちろん、僕も衣装さんだったり、メイクさんにやっていただいて、ありがたみを感じながら生きてますけど。

亀梨:僕は家庭の中でも男社会だったんですよ。会社入っても男社会、野球やっても男社会、だからずっと男社会で、女性への憧れは人一倍強く生きてると思うので、現場のスタッフさんは女性が多いから、楽しくお仕事させてもらってます(笑)(※ごますりのアクション)

宮舘:いや、その姿勢は見えちゃいけないんです!

亀梨:(※すったごまを撒くアクション)

宮舘:すったら撒くんだ! これ学びだ。