2021年~2022年までMBS/TBSドラマイズム枠ほかで放送されたグルメドラマ『#居酒屋新幹線』の続編『#居酒屋新幹線2』が1月9日より放送される(MBS 毎週火曜 24:59~、TBS 毎週火曜 25:28~)。主人公である損保会社の内部監査室で働くサラリーマン・高宮進を演じるのは、前作同様俳優の眞島秀和だ。数々の映画やドラマに出演し、さまざまな表情を見せているが「面白いおじさんでいたい」と目標を掲げる。

  • 眞島秀和

    眞島秀和

本作は、損保会社の内部監査室で働くサラリーマンが、全国各地に出張に行き、現地で見つけた選りすぐりの食べ物やお酒を、帰りの新幹線の座席テーブルに並べて楽しむ姿を描いた物語。シーズン1では、東北新幹線を舞台にしていたが、シーズン2では北陸新幹線、上越新幹線へと舞台を移す。

「こんな緩いドラマでも続編ができるんだ」

シーズン2製作に「こんな緩いドラマでも続編ができるんだ」という感想を持ったのと「次はどこなのかな」という期待があったという。赴く先は北陸、上越。「あまり仕事でも行ったことがない場所だったので、新鮮で楽しかったです。第1話が金沢なのですが、風情があってとてもいいところだなと思いました」と撮影を振り返る。

眞島が「緩いドラマ」というように、ふんわりとした時間が流れる本作。シーズン2になったからといって「どこか変えようという意識はスタッフさんも僕もまったくなかった」と笑うと「『ここに行ってみようかな』とか『こんなご当地グルメ食べたいな』と思っていただくことが、このドラマの魅力なので、そこはシーズン1からブレずに意識していたところです」と前作のテイストがそのまま楽しめる作りになっているという。

進は、堅い仕事でありながら、出張先では食やお酒を探す行動力がある。眞島は「何かを見つけようとするところは似ているかもしれません」と自身との共通点を述べると「僕も地方ロケに行くとき、せっかくだからと何かおいしいものや楽しいことを探すようにしているので」と共感できる部分があるキャラクターだという。

また進の律義さもチャーミングなところだという眞島。「出張後、必ずちゃんと帰るじゃないですか。まあ出張費の問題もあるのかもしれませんが、なんとなく泊まっていってもいいのにな……と思うところでも進さんはしっかりと帰るのが好きですね」

新幹線内のミニ晩酌が視聴者の食の心をくすぐるが、眞島自身は「自宅にいるときのお酒のお供は簡素なものが多いですね。本当に乾きものとかちょっとあればいいぐらい。外で飲むときは食べ物にあったお酒を飲むので、基本的に食事はオールジャンルです」と晩酌事情を明かしてくれた。

また進の新幹線晩酌のように、眞島にとっての日々の楽しみを聞くと「やっぱり動物ですかね」と笑い、「いつも同じような答えになってしまいますが、愛犬との時間は楽しいです。仕事が立て込んでいるときなど、家に帰っても翌日の準備があるのですが、まずはリセットするために一緒に散歩している時間などはたまらなく幸せですね」と目尻を下げていた。