YKK AP埼玉支社の水野彰二支社長は、交流のある財界人たちから推され、こちらも初出場。『埼玉政財界人チャリティ歌謡祭』は若い社員に「面白いですよ」と言われて前回初めて視聴したといい、幅広い年代に親しまれているのを知ったことで、「窓とドアのリフォームがまだまだ浸透していないので、私が出ることで簡単にリフォームができること、補助金も用意されてお財布に優しくなっていることを県民の皆様に知っていただけたら」と出場を決意した。

歌ったのは、『新世紀エヴァンゲリオン』のテーマ曲である高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」。DISH//の「沈丁花」と選曲を悩んだそうだが、「社員にどっちがいいか聞いたら、“支社長に北村匠海くんは無理ですよ”と言われました(笑)」と明かした。

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大部屋のコミュニケーションも復活「同志になる」

92年の第1回から3代にわたって全回出場を続けるエネルギー事業のサイサン・川本武彦社長は、今回も愛する矢沢永吉から「止まらないHa~Ha」を熱唱。自身は16回目の出場となり、「祖父と父と僕で、僕が一番回数が多くなっちゃいました」という常連の1人だ。

自身が社長に就任した際、この『歌謡祭』に出場するのは「本当に嫌々だったんです」というが、「やっていくうちに、自分の年間の仕事の中にこれがしっかり入ってくるようになりました」と欠かせないイベントに。さらに、「もともとは僕が歌がうまいわけじゃないんで、社員の力を借りようと社員ダンサーに出てもらってるんですけど、いろんな部署の人が集まるので、コミュニケーションの醸成という本当にいい機会になっています」という効果もあるという。

4年ぶりのソニックシティは、「やっぱり箱が大きいので感激します。矢沢永吉さんもここでやったことがあるということも、自分のモチベーションになります」と大満足。出場者が大部屋の控室に集結するため、「出番の人を“次行ってこい!”と送り出したり、終わった人を“良かったよ!”と迎えたりして、本当に同志になるんです。ゴルフ1日やるより、よっぽど仲良くなりますよ。僕なんか何回も出てるから、“のど渇くから舞台袖まで水持っていったほうがいいですよ”とか言って、その感じも久しぶりでいいですね」と感慨を述べていた。

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『第32回埼玉政財界人チャリティ歌謡祭』出場者 ※【 】内は出場回数

1:東京ガス(株)埼玉支社・細田千恵支社長【2】/SEKAI NO OWARI「RPG」
2:上里町・山下博一町長【初】/赤い鳥「翼をください」
3:(株)埼玉りそな銀行・福岡聡社長【3】/菅田将暉「虹」
4:蓮田市・山口京子市長【初】/ザ・ピーナッツ「恋のバカンス」
5:YKK AP(株)埼玉支社・水野彰二支社長【初】/高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」
6:草加市・山川百合子市長【初】/木村弓「いつも何度でも」
7:(株)サイサン・川本武彦社長【16】/矢沢永吉「止まらないHa~Ha」
8:埼玉県議会・立石泰広議長【初】/NAT KING COLE「L-O-V-E」
9:(株)コマーム・小松君恵会長【2】/「こころま~るく♪ちがうから☆ワクワク」※オリジナルソング
10:桶川市・小野克典市長【6】/美空ひばり「川の流れのように」
11:ケアハウス和みの里・山中和子理事長【16】/ピンキーとキラーズ「恋の季節」
12:川口市・奥ノ木信夫市長【8】/吉田拓郎「今日までそして明日から」
13:(株)馬車道・木村徳治名誉会長【17】/石原裕次郎「北の旅人」
14:さいたま市・清水勇人市長【14】/さいたま市の歌「希望(ゆめ)のまち」
15:(株)清水園・清水志摩子社長【32】/村上進「鏡の中のつばめ」
16:埼玉県・大野元裕知事【4】/Kiroro「未来へ」