TikTokのダンス動画も話題の森。その反響に驚いているという。
「まさか踊ることがこんなに反響を呼ぶとは思ってなくて。何でこんなに再生してもらえるんだろうとびっくりしていますが、自分が楽しくてやっていることで、仕事で踊ることもありますが全然仕事だと思っていないので、それを見て『面白い』とか『楽しそうでいいな』とか、何かポジティブな気持ちを持ってくれているのはうれしいです」
ダンスは小学生の時に習い始めて、高校ではダンス部に所属。大学でもダンスの団体に所属していた。
「もともと音楽が好きで、音楽がかかるとずっと踊っていた子供だったそうです。きっかけがあったわけではなく、遺伝子レベルで踊ることが好きなのだと思います。そして、習い始めたり、部活で振り付けを作ったりし始めてから、もっと楽しくなりました」
ヒップホップやガールズヒップホップをメインに踊ってきたそうだが、今後はジャズダンスにも挑戦したいと語る。
「今後ミュージカルもやってみたいと思っていて、ミュージカルはジャズダンスが基盤になると思うので、踊れるようになりたいなと。ジャズダンスは部活で少しかじったぐらいで、本格的にやったことがないので」
■Dリーガーから刺激「表現するって素晴らしいことだなと再確認」
ダンス好きの森にぴったりな仕事も舞い込み、10月29日に開幕したプロダンスリーグ「第一生命 D.LEAGUE 23-24 SEASON」(Dリーグ)の配信MCを務めている。
「MCなので中立の立場を常に心がけています。解説の方やゲストの方は『このチームに勝ってほしい』といった目線も大事だと思いますが、全員がそうなると偏ってしまうので、私は中立の立場でいるようにしています」
Dリーガーのパフォーマンスを見て刺激ももらっているという。
「最高峰の方々のパフォーマンスを目の前で見ると、クリエイティブ意欲をかきたてられるというか、熱量をすごく感じますし、表現するって素晴らしいことだなと再確認しました」
■想定外の仕事の広がりに感謝「好きでやっていたことが…」
ピアノやダンスに加え、歌も得意な森。「ここ数年ボイトレに通っていますが、習うというより趣味みたいな感じ。ピアノやダンスのようにちゃんと習ったことはありません」と言うも、テレビ番組などで歌を披露する機会も多く、「うまい」「上手」と反響を呼んでいる。
自身の武器が仕事につながっている状況には驚いているという。
「歌やダンスが好きだからお仕事につながったり、ピアノがドラマにつながったり、そういうのは本当に想定外で、フリーになったときには全く想像していませんでした。無駄なことはなかったなというか、好きでやっていたことがお仕事になっているというのは本当にびっくりしています。好きだと突き詰めてしまうタイプですが、仕事にするために頑張っていたというわけではないので、お仕事につながってありがたい環境だなと日々感謝しています」
さらに、「いろいろなお仕事があるんだなということも感じています」と言い、「今の時代はテレビだけではなく配信もありますし、コロナもだいぶ落ち着いてイベントもたくさんあります。演技をやりたい、ミュージカルをやりたいという思いでフリーになりましたが、想像できてなかった世界がたくさんあると感じ、これからもっと広がるのかなと思っています」と期待した。