――初回の放送前には完成披露試写会がありました。
なかなか5人(平手、ムロ、吉瀬美智子、江口のりこ、戸田恵子)でそろうということが作品上でもないので新鮮でしたし、緊張もしました。
――ムロさんがブレイクして盛り上げていましたが、撮影現場でもあのような感じですか?
本当に現場を引っ張ってくれる方です。
――撮影が始まって1カ月程度ということですが、ムロさんへの印象の変化はありますか?
人によっていろいろな捉え方があると思いますが、私は一番最初にお会いした雰囲気やお人柄から、特に変わった印象はないです。
■オレンジのグミ「食べすぎだとは思わない(笑)」
――今回演じる杏という役に愛着がわいている部分はありますか?
最近は、杏ちゃんの髪色が気に入っています。
――ご自身からアイデアを出して、採用された部分もあるのですか?
ポスタービジュアルの撮影のときに、わざと左右の靴下の色を変えたらどうかと思って、スタイリストさんやプロデューサーさんを含めいろいろな方と話をして、「こっちのほうが杏ちゃんっぽいよね」とディスカッションをして決まりました。そんなふうに常に話し合っていますね。
――杏はいつもオレンジのグミを食べていますよね。「食べすぎだな」とか「飽きたから違う味がいいな」とか思ったりしませんか?
監督やプロデューサーの皆さんと話し合って意味があるシーンで食べているので、「食べすぎだなあ」とはそんなには思わないです(笑)
――では最後に、今後の見どころを教えてください。杏と蔵前との関係性にも変化が生まれてくると思いますが。
1話では蔵前さんが落ち込んでいましたが、2話になると少しずつ立ち直って元気になってきているので、2人の掛け合いが、これからもっと楽しくなっていくと思います。
――それでも、しばらく「入室禁止」の張り紙は変わらず……
そうですね(笑)
●平手友梨奈
2001年生まれ。16年に欅坂46のメンバーとしてデビュー。18年に映画『響-HIBIKI-』に初主演し、日本アカデミー賞新人俳優賞、日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞新人賞を受賞した。20年にソロ活動を開始し、『ドラゴン桜』『六本木クラス』などのドラマ、『さんかく窓の外側は夜』『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』などの映画に出演。22年、HYBE JAPANが設立した新法人・新レーベル「NAECO」に移籍し、23年10月期のドラマ『うちの弁護士は手がかかる』に出演中。