ミニゲームを楽しめる縁日屋台と盆踊り
パシフィコ横浜の会場から一歩外に出た「臨港パーク」では、8月11日から14日まで「ポケモン夏祭りパーク」を実施している。会場に流れているのは、初代『ポケットモンスター 赤・緑』を中心とした曲のお祭り風アレンジ。しかも、ポケモンをモチーフにした縁日屋台が並んでいるため、まるで『ポケモン』の世界で夏祭りを楽しんでいるような気分を味わえる。
屋台のラインアップは「コイキング釣り」「モンスターボール投げ」「ヘイラッシャのいっちょうあがり」「ビリリダマころがし」「せきばんパズル」。どれもおもしろそうなミニゲームを楽しめるだけでなく、達成度に応じてポイントを獲得できる。ポイント数に応じて景品をゲットできるため、子どもから大人まで必死に挑戦している印象を受けた。
特に見ていておもしろかったのは、「ヘイラッシャのいっちょうあがり」。シャリタツを発射台にセットして、ヘイラッシャの大きな口をめがけて飛ばすゲームだ。かなり力を入れなければ届かないうえ、あちこちで宙を舞うシャリタツは、眺めていて飽きなかった。
また、会場では、中央のヤグラで定期的に「ポケモン盆踊り」がスタートする。時間になると、太鼓の音とともに「ピカチュウ」「ニャオハ」「ホゲータ」「クワッス」が登場。踊りのレクチャーをしてもらえるので、みんなで踊って盛り上がれる。
なお、「ポケモン夏祭りパーク」は事前抽選制で、申し込みは終了しているが、キャンセル分の2次申し込みは先着順で実施している。各回90分の入れ替え制だ。詳細は公式サイトをチェック。
トレーナーどうしで交流できる「ごうかきゃくせん」も
客船「にっぽん丸」がポケモンWCS特別仕様になった「ポケモントレーナーズクルーズ」では、ポケモンの装飾が施された豪華な船内の1階から7階までのダイニングやラウンジを交流エリアとして開放。『ポケモン S・V』の通信プレイができるエリアやポケモンカードゲームのバトルが楽しめるエリアを用意する。
『ポケモン S・V』エリアでは、「シングルバトル募集中」「交換相手募集中」といった札で目当ての交流が図れるほか、随時スタッフが対戦相手を紹介するシーンも見られた。1人の参加でもスムーズなコミュニケーションができるだろう。
印象的だったのは、多くの子どもたちがポケモンカードや『ポケモン S・V』の対戦を楽しんでいたこと。イベントに足を運んで対戦するのは、“ガチ勢”ばかりかと思っていたが、「こういうイベント初めてなんです」と保護者と一緒にポケモン対戦に挑む子どもトレーナーを何度か見かけた。
「ポケモンWCS」開催にあたり、株式会社ポケモン 代表取締役 最高執行責任者の宇都宮崇人氏が「『ポケモン』は人間の寿命を超えて、世代を超えて残していきたいと考えています。将来『ポケモン』を受け継いでくれる子どもたちに、少しでも心に残る思い出になるといいと思っています」と話しており、まさにそれが体現されているイベントになっていると感じた。
なお、「ポケモントレーナーズクルーズ」は、8月12日の9時から20時(受付時間は8時30分から19時)までと、8月13日の9時から12時(8時30分から10時30分)まで。当日先着順制で乗船は最大2時間。混雑状況によって、受付を早めに終了する可能性がある。来場前に登録フォームの事前登録が必要なほか、乗船には身分証明書が必要だ。そのほか、詳細は公式サイトを参照。
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