今年2月からカンテレの競馬中継番組『競馬BEAT』(毎週日曜15:00〜※西日本ネット)のメインMCを務めている菅井友香。櫻坂46時代から“馬好き”を公言してきた菅井は、小学5年で乗馬を始め、学生時代は馬術競技に熱中するなど馬へのあふれる愛は筋金入り。競馬はまったくのビギナーだったが、MC就任初日からメインレースの勝ち馬をいきなり当て、春のG1レースでも予想を的中させるなど、その眼力には目を見張るものがある。
グループ卒業後の新たなチャレンジに「今はひたすら勉強です」と奮闘中の菅井に、MCに競馬に“がんばりき!”な今を聞いた。
■万全の準備で臨むレース予想に「いつもドキドキ」
――初登場から予想的中はすごい。鮮烈なデビューでしたね。
スタジオのみなさんに教えていただいた予想をしっかり参考にさせていただいて、それに乗っかった形ですので(笑)。でも、初めて当てられたのがとにかくうれしくて、そのときの“やった!”という気持ちはよく覚えています。
――競馬には以前から関心があったんですか?
ずっと馬術競技をやっていたので、馬は大好きだし親しみもあるんですけど、競馬は未知のジャンルでしたね。ニュースで見るような大きなレースの名前や、有名な競走馬の名前くらいは聞いたことあるかな? くらいの知識でした。
――競馬も初めてなら、レギュラー番組のメインMCも『競馬BEAT』が初めて。
そうなんです。しかも、カンテレさんの競馬中継番組はすごく歴史があるから責任重大ですし、覚えることがいっぱいで。今もいろいろと試行錯誤を重ねながら、挑戦したり反省したりのくり返しですね。でも周りのみなさんが丁寧に教えてくださるので、本当にありがたいです。
――毎週、本番に向けてどんな準備をしていますか?
レースの予想があるので、競馬新聞や雑誌を読んでできる限りの情報を集めますね。調教の内容や前走の結果を見たりとか、騎手の方のコメントを読んだりとか。そのうえで、この馬が勝ちそうかな? という自分なりの予想は一応していきます。当たることもありますが、やっぱり外れることも多いので難しいなーと。楽しさもあれば難しさもあって、いつもドキドキしながら予想していますね。
――すごく勉強されているんですね。
今はひたすら勉強です。『競馬BEAT』に出演させていただくまでは、馬券の買い方もわからなかったので。去年、一度だけG1レースの馬券をネットで買ってみたことはあったんですけど。
――どのレースですか?
桜花賞です。櫻坂46の“桜”という字が入っているし、牝馬のレースだったのでご縁を感じるなと思って。“アネゴハダ”という馬に賭けてみたんですけど……当たりませんでした(笑)。
――菅井さんは櫻坂46ではキャプテンを務められていたし、“アネゴハダ(姉御肌)”はこれ以上ないくらいぴったりですけどね。
そう思ったんですけどね(笑)。競走馬の名前も個性的でおもしろいですよね。ほかにも“オマツリオトコ”っていうすごく元気そうな名前の馬がいたりとか(笑)。これも競馬の楽しさのひとつかなと思います。