NEWSの増田貴久と美 少年/ジャニーズ Jr.の浮所飛貴がこのほど、都内で行われた『東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ ギフテッド Season1』(8月12日スタート フジテレビ系 毎週土曜23:40〜 全8話)の囲み取材に応じた。
同作は、『金田一少年の事件簿』や『BLOODY MONDAY』等、数々の大ヒット作を生み出したミステリーの名手、天樹征丸氏の最新作が原作。並外れた推理力や洞察力、論理的思考を持つ天才刑事・天草那月(増田)と、生まれながらに目視によって“殺人者”を識別できる才能「ギフテッド」を持つ高校生・四鬼夕也(浮所)がバディを組み、様々な難事件に挑む本格ミステリーだ。
囲み取材では、増田と浮所がそれぞれ、那月と夕也を演じる上で意識していること、お互いの印象などについて語った。
■出演オファーに喜び
――今作のオファーを受けたときの感想を教えてください。
増田:オファーを頂いて、すぐに「ぜひ、やらせてください」とお返事しました。まず漫画を読むと、僕が今回演じさせていただく天草那月は金髪のシュッとしたイケメンだったんですけど、自分はシュッとしたイケメンではないので、まず金髪にしようと思って。(金髪にする)心の準備をしていたのですが、監督やプロデューサーとお会いしたら、「金髪にはしないでほしい」と言われて、僕のプランが崩れました(笑)。
――そうなのですね(笑)。浮所さんはいかがでしょうか?
浮所:オファーを頂いて、めちゃくちゃうれしかったです! 僕はお芝居が大好きなのですが、お芝居をさせていただける機会がまだあまり多くない中で、天樹先生原作の『ギフテッド』に出演させていただけることが本当にうれしくて。美 少年のメンバーでは、岩崎大昇が以前、『金田一少年の事件簿』に出演させていただいていて、僕のほうが“天樹先生歴”としては後輩になるのですが、また、美 少年のメンバーがお世話になることがうれしかったです。あとは、高校生役で制服を着られるんだっていう喜びもありました(笑)。
僕も漫画を読んで、「夕也くんめっちゃイケメン!」という印象だったので、(自分が演じるのは)ハードルが高いなと思ったんですけど、金髪から黒髪に染めて髪も伸ばして、容姿を寄せるところから役作りを始めました。一つひとつの事件が毎話、解決されていく爽快感が中毒性を誘う、とてもおもしろい作品に出合うことができて、うれしいです。
――ご自身の役を演じる上で心がけていることはありますか?
増田:基本的には那月の雰囲気がぶれないようにキープしていたいと思っているのですが、謎を解いていく中で、犯人や関わっている人たちによって、実は那月の感情が少し揺れていることを表に出さないようにして、どのくらい表現できるんだろうってことを考えながら、役を作りたいなと。
那月のセリフで、「殺人は許されることじゃない。けど、僕は誰かの気持ちまで否定したりしないよ」という印象的なものがあって。もちろん犯人のこと認めるわけではないけど、そう思ってしまった気持ちを否定してるわけではなくて、どうしてそうなっちゃったんだろうって、那月が事件ごとに犯人とどう向き合っているのか、その感情のバランスみたいなものを意識しながら、演じています。
浮所:夕也はすごくクールなんですけど、僕自身は全くクールじゃなくて(笑)。そんなクールじゃない浮所が、夕也をどう演じるのか。浮所らしさが垣間見えないように気をつけつつ、常に周りを見透かしている目といいますか、真実を追い求めている雰囲気の表情を意識して、夕也を演じています。
■NEWSメンバーからの差し入れも
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
増田:みんなで和気あいあいとした現場です。撮影に入るまでは、重いテーマを扱うことも多いので、笑い声が響き渡るような現場ではないのかなと思っていたんですけど、もちろんシーンにもよりますが、合間の時間は楽しく撮影させていただいてます。あとは、外がすごい暑い……。
浮所:暑いです……。
増田:監督がアイスやかき氷を差し入れてくれたんですけど、NEWSのメンバーは洋菓子を差し入れてくれて……。メンバーは(屋外撮影のタイミングだと)知らないんですけどね(笑)。
浮所:差し入れでいうと、増田くんからの差し入れの量が半端ないです。飲み物や食べ物だけではなく、最近だと『ギフテッド』のドラマTシャツにアームカバーも頂いて。これも山田くんが……違う! なんで、山田くんが出てきたんだろう……。
増田:(椅子から腰を上げ、記者に頭を下げながら)ありがとうございました(笑)!
浮所:違います違います! 増田くんがドラマTシャツやアームカバーの柄も全部考えてくださって。みんなで愛用させていただいているのですが、そういう差し入れのおかげもあって、仲良くあたたかい、楽しい現場になっているなと思います。