――『PSYCHIC FILE I』に関して、ほかにも注目してほしいポイントなどありましたらお聞かせください。
剣:「Up and Down」はパフォーマンスを意識した楽曲で、ライブをイメージしています。タイではライブをする機会が多く、音楽があるからこそ通じ合っているという感覚をすごく味わいました。そして、「僕たちの楽曲って皆さんどう乗っているんだろう?」と思ったときに、「(手を上下に動かす)Up and Downじゃない!?」という話になり、振り付けでUp and Downの動きをサビに入れることになり、そこから歌詞も生まれました。JIMMYが振り付けしてくれたのですが、パフォーマンス発信で音楽になっていくのもいいなと。この曲は僕たちの中でアゲ曲で、タイでがむしゃらにライブしたからこそできた楽曲だと思います。
――サビのUp and Downのところはライブですごく盛り上がりそうですね。
剣:めちゃくちゃ盛り上がると思います。楽しみです!
――タイでの武者修行でパワーアップされましたが、今後はどのようになっていきたいと考えていますか?
中西:EPもリリースされ、6月13日からは初めての単独ツアーが始まります。タイでの経験があったからこそ生まれた楽曲もあり、ライブも盛りだくさんの内容になると思うので、ぜひ来ていただきたいです。そして、タイで活動したからこそ、これからよりグローバルに活動していくと思いますし、世界中を飛び回れるくらい僕たちのエンターテインメントをよりたくさんの方に知ってもらえるように頑張っていきたいと思いますので、引き続き僕たちの活動を楽しみにしていただけたらと思います。
――タイに行ったことで目標が変わったということはありますか?
中西:これまでもグローバルに活躍できるアーティストになりたいと話していましたが、より具体的になった気がします。タイで活動しているときに韓国に行き、K-POPの皆さんのパフォーマンスを見て悔しい思いもしましたが、だからこそより気合が入りました。目標は変わっていませんが、さらにやりがいを感じ、もっともっと力をつけていきたいなと。僕たちのパフォーマンスの幅も絶対に広がったと思いますし、日本だけでは気づけなかったことにタイに行って気づけたので本当にいい経験になりました。
LDHが運営するダンススクール「EXPG STUDIO」の精鋭が全国から集まった7人組グループ(小波津志、WEESA、剣、中西椋雅、渡邉廉、JIMMY、半田龍臣)。2019年に結成。ダンス、ボーカル、ラップ、ビートボックスと多彩なスキルを持つボーカルパフォーマンスグループで、2022年7月13日にデビュー。同年9月から半年間、活動拠点をタイに移して武者修行を敢行した。世界に通用するグローバルアーティストを目指し、“ビルボードチャートグローバル1位”の目標を実現するべく挑戦を続けている。