今年1月にアイドルグループ・=LOVE(イコールラブ)を卒業し、女優の道を歩み始めた齊藤なぎさ。5月2日・9日の2週にわたってMBS/TBSドラマイズム枠(MBS:毎週火曜24:59~/TBS:毎週火曜25:28~)にて放送されている『明日、私は誰かのカノジョ』特別編では、前作に引き続き“ゆあてゃ”ことゆあを演じている。今後の活躍に注目が集まる齊藤にインタビューし、5年半のアイドル人生で得たものや=LOVE卒業後の変化、今後の活動について話を聞いた。
――グループを卒業されてから約3カ月経ちますが、新生活はいかがですか?
ガラッと変わって、新しい世界で学ぶことが多く、とても刺激が多い日々です。ずっとメンバーといた生活から1人になって、まだ寂しさもあるのですが、新しくいろんな方と関わりながら成長させていただいているなと感じます。
――心境もだいぶ違いますか?
気を張って身構えることが多くなりましたし、責任感や自覚が芽生えてきました。自分1人でもいろんなものに呼んでいただけたり、いろんなことを勉強させていただけるように、頑張らなきゃなとより一層引き締まった感じです。
――今後は女優業を中心に活動されていくとのことですが、女優としてやっていきたいと思った転機がありましたら教えてください。
中学生の頃に演劇部に入っていましたし、もともと演技のお仕事もしたいという思いがありましたが、アイドルをやりながらいろいろな作品に出演させていただく中で、楽しいな、勉強になるな、これからこのお仕事をやっていけたらいいなと思うようになりました。
――中学時代に演劇部だったということですが、ドラマや映画を見て演技に興味を持ったのでしょうか。
そうですね。もともとテレビっ子で、ドラマや映画を見て楽しそうだなと思いました。
――憧れている女優さんはいますか?
長澤まさみさんや満島ひかりさんは、どんな役でも演じられていてすごく素敵だなと思っています。また、橋本環奈さんはもともとアイドルとして活動されていて、今は女優さんとして活躍されているところにも憧れますし、型にはまらない役をやられていて素敵だなと思います。
――アイドル時代から演技のお仕事もされていましたが、特にご自身にとって大きな経験になったなと感じている作品や出会いを教えてください。
『明日カノ』で酒井(麻衣)監督に出会えたことはうれしかったですし、すごく大きいなと感じています。酒井監督の表現方法は毎回学びがあり、こうしたらこういう風に見えるんだなと、酒井監督と出会えて演技に関していろんなことを知ることができました。
――アイドル時代に培ったもので今後も活かせそうだなと感じていることは?
記憶力ですね。前日に歌やダンスが送られてきて次の日までに覚えないといけないとか、毎日脳トレみたいなことをしていたので、記憶力が培われました。ファンの方のお名前を覚えさせていただくこともあったので、記憶力はかなりよくなったと思います。
――セリフを覚えるのも苦ではないですか?
そうですね。今回の『明日カノ』特別編は2話放送されますが、どちらも1日で覚えました。