お笑いコンビのハライチがMCを務めるフジテレビのバラエティ番組『ポップハライチ』の第2弾。流行の移り変わりが激しい「ポップカルチャー」を愛する岩井勇気ら“ポプメン”たちが集結し、進行もポップカルチャーに明るい小山内鈴奈アナが務め、小学生時代に読んだ『疾風伝説 特攻の拓』と『I"s 』でマンガ知識が止まっている“ノーカルチャー”澤部佑とともに、ポップカルチャーで面白く遊んでいく番組だ。
1週目は、ポップカルチャーのすきまにスポットを当てる「発表!すきまギャラクシー賞」を開催したが、きょう10日(25:55~)に放送される2週目は、主人公のセリフや行動を選択して、女性キャラとの恋愛成就を目指す「ギャルゲー」の新たな女性キャラを、岩井、マヂカルラブリー・野田クリスタル、アルコ&ピースの平子祐希をプロデュースし、澤部が実際にプレイする「ギャルゲーキャラをプロデュース」を放送。大いに盛り上がった収録を終えたハライチの2人に、話を聞いた――。
■澤部は視聴者代表「反応すれば伝わる」
――今回の収録を振り返って、いかがでしたでしょうか?
澤部:僕はポップカルチャーのことを全然知らなくて、本当に勉強させていただくという立場なんですけど、前回にも増して面白かったです。知らないことばっかりでしたけど勉強にもなるし、笑える要素がより増して帰ってきたというか感じで、めちゃくちゃ楽しかったですね。
岩井:この番組は僕と趣味の合うような人いっぱい来てくれるので、共通言語みたいなのがいっぱいあって。そういう人だけが集まっちゃった飲み会みたいな雰囲気でしたね。澤部のことを気にせず、もう置いていくつもりでしゃべってるようなところもあって、説明しすぎない感じが良かったです。
――前回は各ジャンルの先生を招いて“ポップカルチャーワイドショー”を謳(うた)っていましたが、今回はかなりバラエティに振り切った印象です。
岩井:「ポップカルチャーを使ってお笑いをやってる」って感じでしたね。
澤部:僕は基本的に何もしないし、何も背負わないのでそもそも楽ですし、みんなが楽しそうにやってるのでうらやましくなるんですが、「やっぱ俺分かんないな、こういうの」って敬遠せずに、ちょっと入るだけでこんな楽しい世界が待ってるんだというふうに思えました。2週目なんて、もう恋愛シミュレーションゲームやってるだけだったんで、非常に楽しかったです。
――澤部さんは前回いろんなポップカルチャーに触れて、実際に作品をご覧になったりされたのですか?
澤部:『ドキドキ文芸部!』もやりましたし、長久允監督の作品もYouTubeで見たんですけど、改めて皆さん説明がうまいなと思いました。今回の1本目も、芸人さんや声優さん、アイドルの方もみんな説明がうまくてすっと入ってきたので、知らない人にも分かりやすいと思います。僕、番組で聞いたり教えてもらったりしたのを見ることって実際にはなかなかないんですけど、そんな澤部が動いたっていうことは、相当プレゼンがうまいんだと思います。
岩井:澤部は視聴者代表みたいなものなんで、澤部が反応してれば伝わってるんだなと思いますね。
■倍速視聴は「全然頭に入ってこない」
――岩井さんは本当にいろんなポップカルチャーに精通されていますが、1月から平日の昼に『ぽかぽか』が始まって、そういうコンテンツを見る時間を確保するのは大変ではないですか?
岩井:基本的に夜は3時か4時ぐらいまで、毎日ずっとアニメを見てるんで、今やってるアニメは大体全部見てますよ。
――倍速や同時視聴もせずにですか?
岩井:やったことないですね。全然頭に入ってこないんですよ。だから、結局何回も見ることになっちゃうんで、通常速度でずっと見てます。
――それは、クリエイターへのリスペクトという思いもあるのでしょうか。
岩井:あると思いますけど、倍速にしちゃうと本当に何言ってんのか分かんないんですよ。どういう展開になってるのか、1.5倍速でも分かんなくなっちゃうんで。