ドラマ特区で4月6日より順次スタートする新ドラマ『墜落JKと廃人教師』(MBS 毎週木曜24:59~ ※1話のみ25:29~ほか)で連ドラ単独初主演を務める橋本涼(HiHi Jets/ジャニーズJr.)と、連ドラ初ヒロインとなる女優の高石あかり(高ははしごだか)。共に大役として挑む本作への思いや、互いの印象などを聞いた。

  • 『墜落JKと廃人教師』で主演を務める橋本涼とヒロインを務める高石あかり

『花とゆめ』で連載中のsoraによる同名の人気漫画の実写化。常に無気力でギャンブル依存、万年金欠というダメ男の典型の教師・灰葉仁(橋本)が、失恋を苦に命を絶とうとしていた女子高生・落合扇言(高石)に「死ぬ前に俺と恋愛しない?」と声を掛けたことから始まる恋愛模様を描く。

――原作を読んだ感想を聞かせてください。

橋本:お話をいただいてから原作を読ませていただいたのですが、正直な感想として、近しいものを感じました。まあクズ男なので、あまり声を大きくして言えることではありませんが(笑)。灰仁は、ちょっと抜けた教師で、生徒に対しても抜けた感じの態度をとっている。でも実際は読み進めていくと、ただふざけているのではないということが分かるのですが、そういう部分に自分は憧れを持っているので、灰仁を演じることができて素直にうれしいなと思いました。

高石:お話をいただいたときに原作の1巻を読んだのですが、次の日には一気に15巻買って読んだぐらい面白くてハマってしまいました。扇言という女の子も大好きになりました。

――それぞれが演じる灰葉仁、落合扇言という役についてはどんな印象を持ちましたか?

橋本:率直に言うとクズですよね(笑)。特に生徒に手を出してしまうというのが一番のやばいところなのですが。でも「なぜ手を出したのか」という部分が分かっていくにつれて、とても深いキャラクターだなと感じたので、演じることが楽しみでした。

高石:扇言はネクラでネガティブ、クールな印象だったのですが、だんだんと物語が進むにつれて、全然違った表情を見せる女の子。ネクラだけれども芯があって、魅力的だなと思いました。灰仁だけに見せる愛おしい顔もあり、しっかりとメリハリをつけて演じられたらいいなと思っていました。

――初共演となりますが、最初に会ったときの印象と、共演してなにか発見した一面はありますか?

橋本:初めてお会いしたときは、落ち着いて大人びた印象を受けました。それは今もあるのですが、意外と明るい(笑)。役柄的にちょっと暗い感じにみられるのはしょうがないと思うのですが、僕のしょうもないボケにも笑ってくれて、とても優しい。本当は明るい方なんだなと思い始めました。

高石:第一印象は、声が低くて大人っぽい方だなと。もちろんそういう部分はいまもありますが、スタッフさんや年下の私にも、とてもフレンドリーに話しかけてくださって、とても優しい方なんだなと思っています。一方で、ちょっと天然な部分もありますよね(笑)