ゴールデンでのレギュラー化に、バカリズムは「テレビって普通はたくさんの人に見てもらうという“広い”ことをやる場所なのに、この番組は逆を行くわけですから、かなりの挑戦だと思うんです。これまで深夜帯では結構好評だったけど、それがゴールデンになるとどういう感じになるのか。期待と不安があります」と本音を吐露。
その上で、「当然1回でも長く続けばいいと思いますけど、今のスタイルでクオリティを落とさないようにやっていきたいです。僕らにできるのは、視聴率を上げるというよりも、“今回も面白かった”って言えるようなクオリティを維持できるかどうか。この番組に関しては、いつか終わるときが来ても、“もうやれるだけのことはやった”って思えそうな感じがするので、そのときまで1回でも長く続けられたら」と願った。
初回の研究テーマは、森田が「絶滅の危機を乗り越え続けてきた! 箱の中身はなんだろな史」、せいやが「ものまね番組の辛口審査員 淡谷のり子の低得点史」、そしてバカリズムは「カラオケビデオ俳優史」だ。
バカリズムは「元々興味があったので、僕の中では若干“もしかして、これ広いんじゃないか?”って心配してたんです。ちょっと感覚が麻痺してきてます」と告白するが、永島アナは「深夜帯でやっていた狭い感じから、ゴールデンでレギュラーになって、やっぱりどうしても広くなるのかな…なんてちょっと思ってたんですけど、全然変わらず『バカせまい史』だなあと思いました」と、高いクオリティに太鼓判を押す。
■生活していく上で、いろいろせまくして見ないと
今後に向けて、バカリズムは「ヒコロヒーさんがやった『犬神家の一族“スケキヨの足”史』とか、タイトルだけ聞いたときに、“え、それ広がるの?”って心配になるテーマがあると、そこでもちゃんと作ってるから、ちょっと悔しかったりするんです。だから他の人が心配になるようなジャンルが見てみたいです」と期待。
森田は「これからは生活していく上で、いろいろせまくして見とかないといけないなと思いますね」といい、せいやは「僕はネタみたいに、スマホのメモ帳に『バカせまい史』の欄作りましたんで、何かあったらすぐメモると思います」と、次の発表に向けて生活習慣もシフトして挑む姿勢だ。