旅好きの間で「いつかは泊まってみたい憧れの宿」として、よく話題に上がる温泉宿の「ふふ」。2023年2月現在、「ふふ」は日本全国に6施設を展開していますが、特に人気なのが「ふふ 河口湖」です。
2018年10月のオープン以来、連日ほぼ満室状態。カップルの記念日旅行だけでなく、女子旅としてもよく利用されています。そこで今回は「ふふ 河口湖」をクローズアップ。年齢問わず、なぜ、そこまで支持されているのか、人気の理由に迫ります!
■1. 森の中にいるような落ち着く空間
多くの人を惹きつける理由は、なんといってもロケーション。「ふふ 河口湖」は富士五湖最大の「河口湖」湖畔にあり、さまざまな場所から富士山を眺められます。
「木々が薫り、光がゆれる、境界のない森のリゾート」のコンセプトに沿って、ロビーラウンジは植物がいっぱい。都会の喧騒を離れ、自然の癒やしがほしい人にぴったりな "緑のオアシス"です。
森の中にいるようなロビーラウンジとテラス席は、シームレスにつながっています。緑に包まれた贅沢な空間で、好きな椅子を選んで腰掛けるのが至福。お気に入りの場所を探して、のんびり、ゆったりくつろぎましょう。
自然をより近くに感じられるガーデンも、日々の疲れを癒やすのにもってこい。ガーデンにはガゼボが点在しており、ソファに腰掛けてリフレッシュできます。
施設があるのは標高約800mの中山間地。この辺りは多彩な植物が育ち、木々が発する癒やしの成分(フィトンチッド)があふれていると言われています。すがすがしい空気を思いっきり吸い込んで、深呼吸してみて。ガゼボでまったり森林浴をする気持ち良さは格別ですよ。
■2. おしゃれな大人を魅了する富士山ビューの客室
客室は全32室すべてスイートルーム。心地よさとリゾートのラグジュアリーさが調和する空間になっています。リビングルームは、家具や雑貨、一つ一つがすべておしゃれ! ナチュラルで温かみがあって。まるでインテリア雑誌からから飛び出してきたかのような雰囲気です。
今回筆者が泊まったのは、カップルに人気の「木の花コンフォートスイート」。
リビングルームと外をつなぐ「インテリアバルコニー」は、もうひとつのリビングみたいな場所。富士山がよく見える位置に椅子が置かれていて、のんびりと富士山を独り占めできます。
お部屋の一角には、ミニバーコーナーがあります。値札がついているものは有料ですが、冷蔵庫のビールやジュース類は無料。そして、富士溶岩石のミネラルが溶け出したお水のおいしいこと……!まろやかで口当たりがよく、すっと体に染み込んでいくよう。
このお水をバルミューダで沸かし、溶岩ドリッパーで「おいしくなあれ」と言いながらコーヒーをいれるのが癒やしの時間。富士山を眺めながらコーヒータイムを楽しめるなんて、コーヒー好きにはたまりません。
リビングの後ろにあるのは、ベッドルーム。セパレートタイプだと、ベッドルームとリビングを引き戸で閉め切れるようになっています。
ちなみにこのベッド、寝心地が最高。施設を運営する「カトープレジャーグループ」とシモンズの共同開発による「スリープレジャー」を全客室に採用しており、柔らかく包まれるような寝心地です。筆者は目をつぶった瞬間、深い眠りにつき一瞬で朝を迎えました。
暗くなり始めたらインテリアバルコニーの暖炉をつけて、のんびり過ごすのがおすすめ。フロントに連絡するとすぐスタッフさんが来てくれて、着火してくれます。
暖炉は燃料充塡(じゅうてん)タイプになっていて、2時間ほど燃え続け、勝手に消えるエコ仕様。安心安全で、夜は揺らめく炎を眺めながらゆったりとリラックスタイムを楽しめます。
■3. 心も体も休まる完全プライベートな露天風呂
そして温泉好きに嬉しいのは、完全プライベートな露天風呂。湯船には、「ふふ 河口湖」に泊まった人しか入ることができない自家源泉が注がれています。泉質はナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉(低張性アルカリ性温泉)。pH値9.7で入った瞬間に分かる、ぬるぬるとろ~っとした湯に感動です。
温泉につかっては、バスローブにくるまってインテリアバルコニーで富士山を眺める……を何度も繰り返し、リラックスタイムを満喫。こんな楽しみ方ができるのは、「ふふ 河口湖」だからこそ。
さらに、立ち上がれば富士山も見えます!
一般的なホテルの洗面スペースって、どこも似たりよったり……。どこか味気なく感じていましたが、「ふふ 河口湖」はすみずみまで洗練されていておしゃれ。
木製の手鏡スタンド、ダイソンドライヤー、ふふオリジナルのオーガニックアメニティ「余香」などなど、一つ一つのアイテムが"女子の嬉しいツボ"をおさえています。