――この先はどういう風になっていきたいと考えていますか?
新沼:私は最初、加入が続いていくグループになるとは思っていませんでしたが、こうやって加入を繰り返していくグループになれていることが今はすごくうれしくて、何年も続いていきたいという思いがあります。そして、樹々ちゃんがラストというのもあって今みんなの気持ちが一つになっているので、いい気持ちの勢いを止めずに進んでいきたいです。樹々ちゃんが卒業するまでは思い出をたくさん作って、卒業後も樹々ちゃんの思いも引き継いでいいグループになっていけたら。サブリーダーとして、グループのために何かできるように頑張っていきたいです。
――具体的に目標として掲げているものがありましたら教えてください。
新沼:また日本武道館公演をやりたいですし、先輩方が立っているアリーナなどにも立てるくらい大きいグループになりたいです。全国各地で応援してくださっているファンの方たちにも会いたいので、いろんなところに行けるような活動もしていけたらと思っています。
河西:浅倉さんの卒業までは、12人体制の最高のつばきファクトリーを皆さんにお届けできるような活動をもっとしたいと思います。そして、今後の目標としては、いつもテレビで歌番組を見て「私も出たい」と思っていて、テレビは皆さんに知っていただける場だと思うので出演したいです。また、アリーナなど大きなところでコンサートをしたいですし、私たちが加入してからまだ行ったことがない地域でもコンサートができたらと思っています。
――出てみたい歌番組は?
河西:いっぱいありますが、目標は大きく……『紅白歌合戦』に出てみたいです!
――浅倉さんは卒業されますが、どんなグループになっていってほしいと考えていますか?
浅倉:これまでいろんな楽曲をいただいてきましたが、季節を感じる楽曲が多いなと感じていて、季節を代表するような楽曲を今後も増やしていけたらいいなと思いますし、そうやって楽曲を大切に歌い継いでいけるグループであってほしいと思います。そして、一曲一曲にメッセージがたくさん込められているので、パフォーマンスに対する熱量や思いは、どのアーティストよりも熱く持っていてほしいですし、どんな曲も歌いこなせるグループになっていってほしいなと思います。
――グループにいらっしゃる間にメンバーに伝えておきたいことはありますか?
浅倉:言葉で何かを伝えるのが苦手なので、パフォーマンスなどを通じて伝えたいことを表現できたらいいなと。ただただ楽しい時期を過ごしたいという思いもあるので、みんなとたくさん思い出を作る期間にしたいと思います!
2015年4月にハロプロ研修生内ユニットとして結成され、2017年2月に1stシングル「初恋サンライズ/Just Try!/うるわしのカメリア」でメジャーデビュー。同年、『日本有線大賞』新人賞、『輝く!日本レコード大賞』最優秀新人賞を受賞。2021年7月に河西結心、八木栞、福田真琳、豫風瑠乃の4人が加入し、12人体制に。オリジナルメンバーの浅倉樹々が、4月2日に開催される卒業コンサートでグループおよびハロー! プロジェクトを卒業する。グループ名には、日本原産の花・ツバキ(椿)のように、端正で凛とした美しさを持ちつつ、エバーグリーンな瑞々しさと強さを備えたグループに育ってほしいという思いが込められている。