MCを務めるのは、埼玉の土木工事会社で働いていた元職人の芸人・オヤカタくんと、実家が特殊舗装業を営むテレ玉の塩原桜アナウンサーというこれ以上ない人選。実家に帰ったときは家業を手伝うこともあるという塩原アナのピンクのつなぎと小道具は、自前のアイテムだ。
取材に応じたオヤカタくんは、今回の企画に「めちゃめちゃ楽しそうだなと思って、テレ玉さんも攻めたなと思いまいた」と称賛。リハーサルを見て、「皆さん結構うまくて、はっちゃけていたんで本番が楽しみですね。踊りとか恥ずかしそうな人もいて、職人は結構内気な人が多いんですよ。だから、両極端に分かれていたなと思いました」と印象を語る。
また、「写真とか撮り合いっこして、忘年会というか文化祭みたいで、『青春やってんな』と思いました」というが、自分もそこに参加したいかを聞くと、「僕は歌があんまり得意じゃないんで、遠慮しておきます。今回も『歌います?』って言われたんですけど、『絶対嫌です』って言いました(笑)」と、全力で拒否したのだそう。
職人は横のつながりが強いそうで、「やっぱり1人じゃできない仕事なので、仲間と一致団結していくんです。なので、今回もそれが出るといいんじゃないかなと思います」と話し、「職人さんって結構怖いイメージがあるかもしれないですけど、こんな感じでみんなでワイワイふざけてるので、距離感が近くなっていったらいいなって思います」と、放送の効果に期待を示した。
■プロラッパーが断言「絶対に家族で見るべき」
ゲストには、今回の出場者であるジェイズにかつて勤務した経験を持つラッパー・舟平/SAMが登場。この日のために作り上げたという職人をテーマにしたフリースタイルラップを披露する。
SAMは「『紅白』の裏じゃなくて、『紅白』が裏ですよね」と番組の位置付けを強調した上で、「ずっと頭の中に、職人って昭和の家族のイメージがあるんです。なので、『職人歌合戦』は絶対に家族で見るべきです」とアピールした。
この番組は、テレ玉アプリとテレ玉公式YouTubeチャンネルで見逃し配信を実施予定。埼玉を越え、全国の人たちに元気を与えてくれるはずだ。