■大友花恋がキュンとしたシーンは?

――それぞれの役との共通点、逆に違いがあれば教えてください。

大友:真心は、自分が立てたスケジュールを完璧にこなしたい女の子で、自分がこうと決めたことにまっすぐ突き進む。私自身もスケジュール帳が隙間なく埋まるくらい書き込んでいますし、休みの日の前には、明日は何をしようかと計画を立てて、細かくアラームをかけながら1日を過ごすタイプなので、親近感を覚えました。

豊田: 瑛太はクールだけどかわいいものや甘いものが好きだというギャップがあって、僕自身も昔から犬やかわいいキャラクターが好きなので、そこは共通点でした。疲れたときは動物の動画を見て「かわいい~」と癒やされています。

本田:優馬は男女問わず誰にでも優しくて、リーダーとして皆を引っ張っていける人。僕はそれが苦手で、サポートを頑張りたい副リーダータイプなので、優馬が魅力的に映りました。ただ、皆に優しくしているのは誰からも嫌われたくないからという優馬なりの理由もあって、そこはちょっと似ているかもと思いながら演じました。

――それぞれがキュンとしたシーンを教えてください。

大友:TELASAで配信される「ほろあま? ほろにが? デート編」のシーンで、優馬先輩と瑛太先輩が2人で会話をしながら歩いてくる場面があるのですが、2人が並んだときの迫力がすごくて、原作からそのまま飛び出してきたようで本当に感動して! 「真心」と呼びかけられたときには心からキュンとしました。

豊田:ちゃんと瑛太を演じられているのかなと不安もあったので、こう言ってもらえると本当にうれしい。

本田:真心はひょこひょこと歩く姿がかわいいですね。演じていてグッと来るシーンもたくさんあって、カットがかかったときには思わず「あぁ、真心……!」と口に出してしまってました。

豊田:真心の中にある確固たる信念が伝わるような台詞があるのですが、その言葉を聞いたときに、真心ってかわいいだけじゃなくてこんなにかっこいいんだと知って、そんな一面に惚れました。

■3人の「大人っぽい人」ランキング

――23歳で同い年の3人ですが、“大人っぽい順”を決めるなら、どんな順番になりますか。

大友:私は真ん中だと思います。一番上は本田さん。本田さんは皆を包み込むような形でパワーをくださる方で、豊田さんは、行動1つひとつを見ているだけでハッピーにしてくださるような方。それぞれ違うアプローチで現場にエネルギーを与えてくださいました。

本田:大友さんには常日頃から「しっかりしているな」と感じさせられていたので、一番大人っぽい方だと思います。2番目は同率かな。自分のことをすごく子供っぽいなと思っているんですけど、だからといって裕大が僕より上だとも思わないので(笑)、同じくらいで。同率2位というより、同率3位です(笑)。

豊田:僕も大友さんが飛び抜けて一番。次が響矢で、最後は僕かなと。今回の現場ではすごくいじられたような気がしていて。それは僕が子どもっぽいからなのか、人とは違うところに目をつけがちだからなのか分からないのですが、よくツッコまれていたので3番目にしました。でも響矢が同率だと言ってくれたので、やっぱり同率で!

■2023年に始めたいことを発表

――では最後に、タイトルにちなんで2023年に始めたいことを教えてください。

大友:今作は大学のプログラミングサークルが舞台なので、パソコンを使うシーンが多かったのですが、私はブラインドタッチが苦手でもどかしかったんです。効率的でスピード感重視な真心らしく、カタカタとスマートにキーボードを打つ姿をお見せしたかったのですが、思ったようにできなくて悔しくて。だから大人への新たな一歩として、いつかまたこういった役がいただけるときまでにかっこよくブラインドタッチができるよう準備しておきたいです。

本田:僕は本格的に健康生活を始めたいです。毎朝ヨーグルトにはちみつをかけて食べるということをここ1週間くらいですでに始めているので、ほかにも健康生活らしいことを増やしていきたいです。

豊田:僕は今親知らずが痛いので、親知らずを抜こうと思っています。

大友:もう少し夢のある話にしてよ!(笑)

豊田:夢のある話? じゃあ……家の中に家具が全然ないので、机と椅子を買おうと思います。

本田:今年の目標どころか、1月にすぐできると思うよ!(笑)

――ありがとうございました!