Ryzen Threadripperに特化した簡易水冷

Thermaltakeの「ToughLiquid 360 ARGB TRX40 Edition」は、AMDのハイエンドCPU専用に設計したというオールインワン水冷CPUクーラー。ソケットはsWRX8/sTRX4/TR4/SP3に対応しており、Ryzen Threadripper等を強力に冷却する。ファンは高静圧の「ToughFan 12 Turbo」を採用した。ツクモでの価格は25,979円。

  • Thermaltakeの「ToughLiquid 360 ARGB TRX40 Edition」。水冷ブロックは光る

  • 面積を拡大した銅製ベースプレートにより、大きなCPUでもフルにカバーできる

ガチャッと連結するファンが「V2」に

Lian Liの連結型ケースファン「Uni Fan」がバージョンアップ、12cmモデル「SL120 V2」と14cmモデル「SL140 V2」が登場した。ファンをガチャッと連結し、結合部からARGB信号と電力を供給できるのは従来通りで、V2ではさらに、18cmの延長ケーブルにより、2つのユニットを繋げることが可能になった。価格はそれぞれ、4,400円前後と4,700円前後。

  • Lian Liの「SL120 V2」。SL120は厚みが増し(28mm)、冷却性能も10%向上した

  • 付属の延長ケーブルを使えば、最大で3ファン+3ファンのクラスタを構築可能

3スロット厚にも対応するモンスターNUC

Intelの「NUC 13 Extreme Kit」(Raptor Canyon)は、第13世代Coreを搭載するベアボーンだ。NUCというと小型の印象があるが、これは337×318×129mmと、サイズはmicroATXのスリムケース並み。だが750WのSFX電源を搭載し、3スロット厚のグラフィックスカードを格納可能と、拡張性が高い。価格は198,000円前後から。

  • Intelの「NUC 13 Extreme Kit」(写真:オリオスペック)

搭載CPUが異なる3モデルをラインナップ。価格は、Core i9-13900Kの「NUC13RNGi9」が258,000円前後、Core i7-13700Kの「NUC13RNGi7」が218,000円前後、Core i5-13600Kの「NUC13RNGi5」が198,000円前後で、別途、SO-DIMMのDDR5メモリや、M.2/2.5インチのストレージなどが必要だ。

またオリオスペックでは、このNUC 13 Extreme KitをベースにしたBTOモデル「CreateON WS 13」も用意。パーツの相性問題が心配な場合や、自作する時間が無い場合などは、こちらを利用するのがオススメだ。

・CreateON WS 13
https://www.oliospec.com/shopdetail/000000012734/