■YouTubeは「自分に合っていてすごく楽しい」

――古畑さんといえば、YouTubeチャンネル『古畑星夏/SEIKA FURUHATA』で、BMWの国内50台限定の特別仕様車「M3 50th Anniversary Limited」を購入した動画が話題になりました。やはり反響は大きかったですか?

そうですね。今まで私のことを知らなかったという男性の方にも、車がきっかけでYouTubeや作品を観ていただけることが多くなりました。そんな風に興味を持っていただけるのは単純に嬉しいし、ありがたいですね。

――車の購入動画もですが、YouTubeでは“素の古畑星夏”が見ることができるのも魅力なのかなと思います。

雑誌でしか私のことを見たことがなかったという方から、「モデルなのにお風呂嫌いなんですね! YouTubeを観てもっと好きになりました」と言っていただいたこともあって(笑)。そんな風に言っていただけると、自分を出して良かったなと思います。YouTubeは趣味のように、生活の延長線上で動画を撮れるところが自分には合っていてすごく楽しいです。

――好きを仕事にすると大変な部分もあると言われることもありますが、そういった苦労を感じることもないですか?

私は好きをベースに仕事をしていたいタイプなので、それが大変だなと思ったことは全くないですね。ドラマや映画を観るのも元々好きですけど、お芝居の仕事をするようになっても、純粋に作品を楽しむことができますし、好きなことを仕事にできているほうがメンタル的にもやりやすいんだろうなと思います。

――どのお仕事も楽しんで取り組んでいることは作品やYouTubeからも伝わってきます。

これまでは、女優、モデルという風に一つの軸で突き詰めていかないといけないと思っていたのですが、今は女優、モデル、YouTubeといろんな軸を持ったほうが、自分の性格的には合ってるのかなと。好きなことをベースにお仕事をしたほうが気持ちも楽で、やっと自分のスタイルを見つけられたように感じているので、今後もいろんなお仕事をそれぞれ頑張って、いい意味で全部を安定的に、もっと上を目指してやっていきたいなと思います。

■プロフィール
古畑星夏
1996年7月8日生まれ。東京都出身。2009年、第13回ニコラモデルオーディションで1万4,076人の中からグランプリを受賞。雑誌『ニコラ』専属モデルを経て、2013年8月から雑誌『Seventeen』の専属モデルとして活動。2017年7月に『Seventeen』を卒業し、同年11月号から『ViVi』の専属モデルとなった。女優としては、2012年に『パパドル!』(TBS系)でドラマ初出演。2017年には『人狼ゲーム ラヴァーズ』で映画初主演を果たした。そのほかの主な出演作は、『ラブホの上野さん Season2』(フジテレビ系)、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、『スイートリベンジ』(フジテレビ系)など。