芸能界屈指のおしどり夫婦として知られる勝野洋&キャシー中島夫妻。キャシーがMCを務めるBSJapanextの料理番組『キャシー中島のHappyレシピ作ってみて!』(毎週月~金曜12:00~)で、“いい夫婦の日”にあたるきょう11月22日に勝野がゲスト出演し、妻への日頃の感謝を込めた料理を披露する。
結婚43年を迎え、収録中も仲睦まじいやり取りを見せていた2人。本番終了後に、意外な食卓の様子や、夫婦円満の秘けつなどを聞いた――。
■妻の進行に感心「よくやってるな」
妻の冠番組に出演して、「これまでも番組は見てましたけど、よくやってるなと思いましたね。番組で料理を作るって、やっぱり素人ですので大変ですから。そこに言葉でうまく誘導しながらやってくれて、なかなか(進行が)うまいなと思いました」と感心する勝野。
それを受け、キャシーは「褒めていただいてありがとうございます」と感謝しながら、「勝野さんはいつも家で料理を作ってくれるのですけど、一緒に料理番組なんてやったことないし、勝手が違うから大丈夫かな?ってすごく気を遣っちゃって、いつもより消耗しました(笑)」と、本音を吐露した。
勝野は普段、家で料理するときに比べて、少し動きが慎重になっていたそう。勝野が「野菜炒めを作ってるときに、フライパンの外にこぼしちゃうといけないから、最低限そこは守りたいなと思いながらやりました」と言うと、キャシーは「いつもはもっと(中華鍋を)あおってるのに、今日は半分くらいの動きだったわね」と、かなり抑えめだったそうだ。
■リポビタンDのCMがきっかけで健康志向に
このように仲睦まじい2人だが、朝食は同じ食卓でありながら、それぞれ別メニューを作って食べるのだそう。キャシーは「勝野さんは黒米とか、体にいいものを作って食べるんだけど、私は自分でパンを焼いて、食べたいものを好きなだけ食べるんです。だから体形の差が出てると思うんですけど(笑)、もうまるっきり食生活が違うんです」と明かす。
今回の収録では、勝野が特製のこだわり朝食を振る舞ってくれたが、「結構クセがあるなと思って、毎日こういうのを食べてるんだと知りました」(キャシー)と発見があった。
勝野が食において健康志向にこだわるのは、かつて長年にわたり『リポビタンD』のCMキャラクターを務めていたのを象徴するように、体を張ったハードな仕事が多かったため。そのCMをきっかけに、「魚を中心に、豆腐や納豆など日本食中心になりました」(勝野)といい、その結果行き着いた最強メニューが「めかぶ納豆キムチ」だという。
食材にもこだわり、キャシーは「めかぶも湘南のものがおいしいからと言って、この5~6年は湘南の漁師さんに3月頃お願いして、1年分をまとめて頼むんです。全部パックにして冷凍するので、うちには勝野さんと私の冷蔵庫があるんだけど、勝野さんの冷凍室は全部めかぶです(笑)」と紹介。米やキムチといった他の食材でも産地にこだわり、「いろいろと研究するのが好きみたいです(笑)」(キャシー)とのことだ。