お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良が、フジテレビの若手ディレクター3人とタッグを組んで新企画に挑むバラエティ特番『内村と相棒』が、20日(16:00~ ※関東ローカル)に放送される。
今回誕生した3つの企画は、まだ記念館やミュージアムができていない芸能人の1日限りのミュージアムを作る『内村芸能人ミュージアム』、名曲に使われる音楽理論を使って、芸能人が楽曲制作に挑戦する『名曲誕生!?誰でもソングライターズ』、そして内村と「棒」を題材にしたVTRが登場。本番を終えた内村と、進行の長谷川忍(シソンヌ)、ゲストの佐藤栞里に、収録を振り返ってもらった。
■梅沢富美男、自身のミュージアムにご満悦も…
入社8年目の大村昂平ディレクターの企画『内村芸能人ミュージアム』は、梅沢富美男の足跡を本人のエピソードを聞きながら巡り、さらには実際のミュージアムさながらの展示や体験コーナーを交えながら紹介。自身のミュージアムができたということで、まんざらでもない笑顔を見せていた梅沢だったが、長谷川が「300年に1人の逸材」を「300人に1人」と言い間違え、「お前、300人に1人なんて誰でもなれるだろ!」と激怒するハプニングも。
その「300年に1人の逸材」と呼ばれるゆえんとなった女形で舞う様子や、今のおしゃべりな姿からはかけ離れた、ハットにサングラス姿で全くしゃべらなかったという名曲「夢芝居」大ヒット時の様子を、貴重な歌唱映像と爆笑のエピソードと共に振り返る。マップコーナーでは、日本全国の梅沢ゆかりの土地に置かれたボタンを押すと“梅沢風”の声が流れ、「何が起きた場所なのか」を教えてくれる展示を設置するが、「俺の声じゃない!」とまたもや激怒してしまう。最後には“歌手・梅沢富美男”としてタキシードに着替え、「夢芝居」を披露し、内村も大興奮だ。
■清水ミチコ「ウッチャンの番組のオファーがうれしくて」
同じく入社8年目の川上惇ディレクターの企画『名曲誕生!?誰でもソングライターズ』は、清水ミチコ、どぶろっく、きつねの3組が“元気になる応援ソング”というテーマで、「カノン進行」を使って楽曲を書き下ろす。名曲「桜」をカノン進行をもとに作ったというコブクロ・小渕健太郎が音楽解説として参加する。
どぶろっくは普段のネタ作りの際、体の部位を決め、そこから歌詞と曲を作る「部位先行」だというが、今回は男性が抱える“ある部位”にまつわる思いを爽やかなロックに乗せて熱唱。EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)と昭和歌謡を掛け合わせたネタで人気のきつねは、大津が母子家庭で育った際のエピソードを中心に「お母さん」への応援歌を、きつねらしいEDM風アレンジで作曲。若手時代、内村と『夢で逢えたら』(1988~91年)で共演し、“家族みたいな感覚”という清水は「ウッチャンの番組のオファーがうれしくて、すぐ作っちゃった」と、30年来の想いを込めた「内村へ向けての応援歌」を披露する。
■内村がMCで必ず手にしている「棒」に着目
入社3年目の原田和実ディレクターは、バラエティ番組でのMC内村が必ずといっていいほど手にしている「棒」に着目したVTRを制作。番組のオープニングとエンディング、そして2つの企画をつなぐブロックになっている。