3時のヒロイン・福田麻貴×Aマッソ・加納×ラランド・サーヤ3人による“地元の友達感”あふれるトークが魅力のテレビ朝日系バラエティ番組『トゲトゲTV』(毎週水曜24:15~テレビ朝日系※一部地域除く)。2021年3月にテレビ朝日・平日深夜のバラエティゾーン「バラバラ大作戦」で『トゲアリトゲナシトゲトゲ』として26時台に放送がスタートし、2022年7月の「第4回バラバラ総選挙」で史上初となる視聴者グランプリとテレ朝グランプリの2冠を獲得、この秋からタイトルも新たにリニューアルして24時台へ昇格したばかりだ。きょう2日にはダイアン・津田と安田大サーカス・クロちゃんを迎え、妻やグラビアアイドルから寄せられた4つのタレコミのうち本物を当てる心理ゲーム「タレコミを見極める夜」が放送される。
今回は3人に、番組昇格への喜びや今後呼びたいゲスト、情熱を傾けてくれたファンへの感謝、2冠獲得のステージで見せたサーヤの涙、加納の結婚への驚きについてインタビュー。番組同様のチームワークあふれる掛け合いを見せてくれた。
■いずれは22時台の『報ステ』枠へ
――26時台から時間帯が昇格して、規模感が変わった、予算が上がったと感じる点があれば教えてください。
福田:セットがかわいく豪華になりました。『あざとくて何が悪いの?』と同じ下から照らしてくれる照明になっていて。私たちをより良く映したいという照明さんの思いが伝わってきます。
サーヤ:プリクラみたいな照明です。私はやっぱり、クロちゃんを呼べたのがデカいですね。2時台では呼べなかったゲストですから。
福田:どの立場から言うてんねん!(笑) それ言うなら、第1回の田中みな実さんと大西流星くんや! クロちゃんのあんなゲスい話はむしろ2時台で話すべきエピソード(笑)。
サーヤ:2時台は9割CMじゃないかというくらい放送時間が短かかったので(笑)、30分番組になったのも有り難いですね。
加納:2時台のときは、スタッフも皆昇格したい思いが強くて「とにかく面白い番組なんだ」とアピールするために何でもかんでも笑ってくれていたんです。でも、昇格してからはかたくなりましたよね? 前は85点くらいで笑ってくれていたのに、今は90点を超えないと笑ってくれない。
福田:笑い声にあぐらをかかないでほしい。
――スタッフさんの敢えての厳しさなのでしょうか。
加納:愛だと思います。
福田:違うと思うけどな。
サーヤ:スタッフの数が増えた割に真顔。
加納:人数は3倍くらいになってるのに。
スタッフ:(爆笑)。
――今はスタッフさんたちがすごく笑ってくれていますが。
加納:これはよそ行き! 22時台を目指すならもっと笑ってほしいです!
スタッフ:22時台は『報道ステーション』なんですけど(笑)。
加納:ジリジリ近寄って『報ステ』枠目指します!
■3人のファンの“思いの深さ”が2冠獲得へ
――「第4回バラバラ総選挙」では史上初となる視聴者グランプリとテレ朝グランプリの2冠を獲得しました。その快挙をどのように分析していますか。
加納:私たちとスタッフと見てくれているファンの方、この三角形すべての熱量が高かったことが大きいかもしれません。
福田:SNSで拡散してくれたり、友達にお願いしてくれたりとファンの方たちが選挙をすごく盛り上げてくれました。コンビやトリオ単位での番組ではなく固定のファンがいない状態で始まった私たちを、3人のファンになってくれた方たちが“思いの深さ”でカバーしてくれた気がします。
サーヤ:2冠を獲得できた理由、こう書いてください。「F1層のインサイトを読み取ったうえで、女性たちをチアアップできるメンバー構成がイノベーティブを起こせたんじゃないか」……。
福田:こう書いてください。「演者の語彙じゃない」。
サーヤ:そのツッコミがないと、マジで嫌な奴って思われちゃいますね(笑)。