――栗田さんは役と合っている部分があるとおっしゃっていましたが、それぞれ役との共通点を教えてください。
栗田:声の大きさやお調子者、楽しいことが大好きみたいなところは似ているなと思いました。ワニ渕から乱暴さや傲慢さを減らしたら僕です!
四谷:学生時代の顔はちょっとワシ崎に似ているかなと思いますが、自分からあまり前に出るようなタイプではなかったのでかけ離れているなと感じます。
――ワシ崎は自信家のナルシストですが、四谷さんのナルシスト要素はいかがでしょう?
四谷:0ですよ。
栗田:100です! 自信あって自分のこといっぱい好きですから(笑)
四谷:根本が自信ないので、自分のことが好きで自信があるようにしないとポキッといってしまうんです。なので、変な自信はあります(笑)
――ワニ渕とワシ崎の掛け合いが面白いですが、アフレコは一緒にされたのでしょうか?
四谷:一緒のブースでお互い見合って、身振りもしていました。
栗田:劇中で僕たちYouTubeチャンネルをやっていて、2人のポーズがあるのですが、声だけだとテンション感に差が出てしまうと思ったので、僕たちも身振り手振りしながら「ワニワシチャンネル~!」って声を出してやりました。すごく楽しくて、僕のお気に入りのポイントです。
――ほかにも印象に残っているアフレコ時のエピソードがありましたら教えてください。
栗田:お調子者の僕(ワニ渕)と、冷静に見ているワシ也くん。ワニ渕が「ツッコめし」って言うんですけど、それを全力でやるから自分も面白くなっちゃうし、四谷も隣で肩を揺らしているし、しょうもない掛け合いがたくさんあって、そのしょうもなさが妙にリアルでいいなと。素で楽しみながら掛け合いできたのでよかったです。
四谷:(栗田が)全力でやっているのを見て、一生懸命さがかわいいなと。同じブースにいるとつい笑ってしまう場面がありました。
――笑いをこらえられず?
四谷:笑ってしまって、もう1回録り直したり(笑)。すごく楽しかったです。
――普段の関係性も生きた掛け合いに?
栗田:本来は逆なことが多いですね。(四谷は)けっこうボケたがるので、それを僕が鼻で笑うという(笑)。難しいラインでボケてきます。
四谷:劇中では面白くないボケを栗ちゃんが担当していましたが、現実ではいつも僕が担当させてもらっています(笑)
――役ではワニとワシの動物人間を演じられましたが、ご自身を動物に例えると?
栗田:僕がメンバーからプレーリードッグに似ているねと。目がくりんとしたビジュアルが似ていると言われたので、それを信じて、かわいいプレーリードッグだと思っています!
四谷:僕は大きい子犬です。子供の犬なんですけど体は大きい。子供のようにうるさいときはうるさいですけど、静かなときは静かなんです。で、体的には小さくないので、大きい子犬と表現しています。