• 「ワイルド カーニバル」ディナーコース(1万2,000円)に瓶ビールと赤ワインを頼んでみた

さらに「ワンニャイトステイ+plus」では、ディナールームサービス10%割引という特典が付く。ルームサービスでは、アラカルトメニューだけでなく、前菜、メイン、デザートを選べる洋食・和食のコースメニューや、中華のセットメニューもオーダー可能。アルコールもシャンパンやワインをはじめ、世界でも人気のあるジャパニーズウィスキーなど豊富に揃う。

  • ラムチョップに酸味のきいたソースと、ナスと挽肉、トマトで仕上げるムサカがよく合い赤ワインが進む

今回はオールデイダイニングでも10月末まで開催している、Meat Loverにオススメの肉料理が揃う「ワイルド カーニバル」のディナーコースをいただいてみた。涼やかな「コンソメゼリー」から始まり、前菜は「黒毛和牛のタリアータ 農園直送野菜 メルローワインドレッシング」または「シーザーサラダ タイガー海老のグリル ポーチドエッグ、クルトン、グラナパダーノ」からお好みをチョイス。

キノコの芳醇な香りと滋味深い味わいを楽しめる温かいスープ「ポルチーニマッシュルームのブルーテ トリュフの香り」を楽しんだら、メインは「ラムチョップの網焼き ムサカ ローズマリー風味」または「仔牛すね肉のオッソブーコとオマールテールの網焼き サフランリゾット」のどちらかを味わえる。デザートの「洋梨、キャラメル、チョコレートのデザート」に合わせて食後のコーヒーと紅茶まで付く至福の内容だ。

嬉しかったのはスープやメインなど温かい料理は、ウォーマーに入れた状態で持ってきてもらえること。ルームサービスかつコースでありながらも温かい状態でいただけるという心配りが嬉しい。また、食後のコーヒーはカフェインレスも用意されていて「さすが多様なゲストを迎え入れる外資系ホテルだ」と感じた。

  • 宿泊した客室のバルコニーからはレインボーブリッジと東京タワーをはじめとした東京湾の夜景が見えた

ペットと一緒に客室で東京湾の素晴らしい夜景を眺めながら、自分たちのペースで本格的な食事を楽しめるホテルというのは、他にそうそうないのではなかろうか。

■ペットの朝食はルームサービス&レストランでの朝食付き

  • 一面の大きな窓の外に東京湾の絶景が広がる「シースケープ テラス・ダイニング」

朝食は海越しに東京の街並みを見ることができる絶景のダイニング「シースケープ テラス・ダイニング」でのビュッフェが楽しめる。注目は蟹やオマール海老で作ったビスクを添えた「ずわい蟹のオムレツ」と、ニューヨークの「ウォルドフアストリア」で提供され始めた「トリュフエッグベネディクト」。

  • 左手前にあるのが「トリュフエッグベネディクト」で奥のお椀に入っているのが「フォー」。サラダの具材にはキヌアなどのスーパーフードもあった

同ホテルでは、マフィンの代わりにクロワッサン生地をワッフルマシンで焼き上げた物の上にポーチドエッグをのせベーコンとトリュフのソースを添え、クリスピーベーコンをアクセントで飾っている。このほか、豆100%の麺や米粉を使ったグルテンフリーのヌードルメニューや、キヌアを使ったサラダや、チアシードを使ったフルーツサラダ、ノンファットカスピ海ヨーグルトなどヘルシーなメニュー含む約 90 種の料理を思う存分味わえる。

ちなみにペットの朝食は基本ルームサービスとなるが、「シースケープ テラス・ダイニング」のテラス席であれば、愛犬・愛猫の同伴が可能だ。美しい景色を眺めつつ、海風を浴び、ペットと戯れつつのホテルモーニング。なかなかできない貴重な体験ではないだろうか。

■お台場はペットフレンドリーで、お散歩しやすい街並みも魅力

  • お台場のドッグウォーキングマップ

今回宿泊した際に、愛犬とお散歩できるウォーキングマップもいただいた。これを見るとお散歩できるところが多い上、ペットの入店も可能なペットフレンドリーなお店も複数あることがわかる。

道も広々としているので、周囲への配慮に関してもそこまで神経質にならずペットと散歩ができるのは嬉しい。実際、滞在中に大型犬や小型犬など、複数のお散歩を目撃した。

  • ホテルは西向きのため、天気が良ければ美しい夕焼けやサンセットも見られる

特にお台場はお散歩しているだけでも気持ちの良い場所だ。空が広く、海も見え、東京湾の美しい景色が眺められ、ペットと一緒に気分転換できる。

今回実際に伺ってみて、他のホテルが展開しているペットプランよりもルールがそこまで厳しくなく、客室内でもペットと一緒にくつろげるのが魅力だと感じた。一泊二日で気軽に行ける都内にありながら、非日常感に溢れる立地とサービスの「ヒルトン東京お台場」で、ペットと癒しのひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。