今や贅沢なアウトドア体験として、すっかり定着したグランピング。その広がりは驚くべき速さだが、あのauとタッグを組んだ"近未来アクティビティ"を楽しめるグランピングができたらしい……。

場所は静岡・熱海からフェリーで30分の初島にある、アイランドリゾート施設「PICA 初島」。なんでも朝食のデザートをドローンが運んでくれたり、肉眼で見えない流れ星を検知して知らせてくれるハンモックがあったりするのだとか!

  • PICA 初島

なんだか、とっても気になる! というわけで、ICTを活用した新時代のグランピングを体験することに。目新しさいっぱいの映え旅とは、いかに……?

■東京から一番近い離島へ出発

  • 「熱海港」入口に「PICA 初島」の看板があり、分かりやすい

初島は静岡県唯一の有人島でありながら、東京から一番近い離島。つかの間の休息を使って、存分に疲れを癒やす"チル旅"にぴったりな旅先だ。

アクセスは、熱海港から定期船でおよそ30分。フェリーを追いかけてくるカモメたちと一緒に船旅を楽しんでいると、あっという間に初島港に到着する。

■「磯料理 坂下」で心躍る海鮮丼を味わう

  • 人気の「海鮮ちらし丼」

船を降り、早速ランチをいただくことに。海に囲まれた離島へ来たら、やはり"魚ファースト"。「海の幸を噛みしめる喜びを味わいたい」ということで、この日は、初島港から少し高台に位置する「磯料理 坂下」へやってきた。

10種以上のネタが盛り付けられた「海鮮ちらし丼」は、新鮮さが舌から伝わってくるようで、めちゃくちゃうまい! 臭みのようなものは、まったくナシ。すべての具材が絶妙なハーモニーをかなで、うま味が次々と押し寄せる。

  • 初島はSNS映えの宝庫

おいしい海鮮丼に、テンションもうなぎのぼり。軽やかな足取りで、「PICA 初島」へ向かう。

海岸沿いの道を歩きながら、山のように積まれたサザエの殻や名物「イカトイレ」の写真をパチリ。初島は自然と写真を撮りに行きたくなるインスタ映えスポットがたくさん。

さらに島の海岸には、大きな岩がゴロゴロ……。熱海から30分とは思えないダイナミックな光景に胸が高鳴る。

■南国ムード満点のリゾート施設へ

  • エリア入口にある看板。モザイクタイルがかわいい!

「PICA 初島」エリア入り口にある看板も映えるフォトスポット。看板の正面に「スマホスタンド」が用意されていて、自撮りもラクラク撮影可能だ。

  • 異国情緒あふれる別世界でバカンス

初島港から歩くこと約20分。南国ムードあふれる「PICA 初島」に到着した。敷地内には見上げるほど大きなヤシの木が点在し、風になびく亜熱帯植物がイキイキとしている。

ここは疲弊しきった現代人にとって、ストレスから解放される夢の島だ。

  • 生絞りオレンジジュースは宿泊者限定の嬉しいサービス

au提供のウエルカムドリンクも、ゲストを癒やしてくれるアイテムのひとつ。「PICA 初島」内のテラスレストラン「ENAK(エナ)」には、生オレンジジュース搾り器が設置されていて、その場で絞った、香り高~い100%果汁のオレンジジュースが飲めるのだ(宿泊者限定)。

目の前でオレンジの皮がむかれ、ぎゅっと搾汁され、グラスに注がれる……、このライブ感が楽しい。これから始まる旅のテンションがどんどん上がっていく。

■au特別アクティビティを楽しむ

  • 1グループにつき1つもらえる「リストバンド」

絞りたてのジュースで喉を潤したら、いよいよau特別アクティビティをエンジョイする時間。

チェックイン時にリストバンドをもらえるので、これを腕につける。薄くて軽い、ただの紙のように見えるが、実は近距離無線通信が行える「NFC」を内蔵した、すごいやつ!

そして、リストバンドに記載されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、即座に専用のMyページへアクセスできる。このMYページが、滞在中のさまざまなアクティビティの入り口となるのだ。

  • 離れた場所に設置された固定カメラをWebアプリで撮影できるシステム(カメラはリュウゼツランの向かいに設置)

リストバンドを使って楽しめることといえば、広角カメラを使って、プロっぽい映え写真が撮れる"遠隔セルフィー"サービス「マチカメ」。三脚をセットする手間も要らないし、ピンぼけ気味の"なんだか残念な写真"になることもない。

「マチカメ」の操作は、下記の簡単4ステップ。

  1. 切り株にリストバンドをかざす
  2. アナウンスが流れる
  3. 撮影
  4. マイページに転送される

敷地内の撮影スポットは4カ所あるが、南国っぽい映え写真を撮るなら、アロエを巨大化したような多肉植物「竜舌蘭(リュウゼツラン)」の前がおすすめだ。人の背丈ほどのリュウゼツランは迫力満点。夜になると動きだしそうな気さえする。

ここで撮った写真は、「あれ、南米だっけ!?」そんな錯覚を起こすほど異国情緒たっぷり。静岡県にいるとは思えない。

  • 画像を保存すれば、みんなでシェアできる

気に入った写真は、スマホに保存も可能。笑顔があふれた写真を撮って、みんなでシェアすれば、きっと忘れられない旅の思い出になるだろう。

みんなで写真を撮りたいと思ったとき"誰にカメラマンをお願いしよう問題"は、かなりのストレスに。マチカメをうまく活用すれば、みんなそろっての記念写真がサクッと簡単に撮れる。こうした配慮はとにかくありがたい。

  • 映え写真を撮るのに外せない、2021年7月登場の「空と海とブランコ」

このほか、ブランコで空を飛んだような気分を味わえる「空と海とブランコ」、アジアンガーデン入り口のウエルカムボード、「流星ハンモック」にも、「マチカメ」が設置されている。

  • 1日中、ロマンチックな気分に浸れる「流星ハンモック」

中でも気に入ったのが「流星ハンモック」。ハンモックに寝そべってゆったり、ゆらゆら~のリラックスタイムに加えて、リストバンドを切り株にかざせば……

  • マチカメのすごさを実感できる!!

こんな超広角なダイナミックな写真も撮れる。しかも、それだけでない。そのまま、数分ハンモックに揺れていると……

「今、この空に流れ星が流れました。あなたの願いがかないますように」

おやっ?

なにやら甘い男性の声が聞こえてくるではないか。実はここ、昼間の目に見えない流れ星でも、星が流れる度に教えてくれるロマンチックなスポット。

流星電波観測という方法で、目に見えない流れ星を検知。日本各地の6カ所に流星観測局を立て、各観測局のデータをクラウド上でリアルタイムに解析し、日本上空に出現した流れ星を24時間リアルタイムにお知らせしてくれるのだ。

  • 願いよ、届け!アラフィフの本音がちらり

さらに、専用ページに願い事を入力することで、流れ星に願いを届けてくれる仕掛けも。

ちなみに、この流星ハンモックは雨が降らなければ24時間、いつでも好きなときに体験できる。最近、忙しくて空を眺めることなんて忘れていたが、流れ星トリップのおかげで、少し心に余裕が生まれた気がした。

「PICA初島」で流星ハンモックやマチカメなどauが提供する体験が始まったのは、2022年7月から。auの「地域とともに、おもしろいほうの未来へ。」を体現する取り組みとして、スタートした。