YouTuberグループ・コムドットの初冠バラエティ番組『コムドットって何?』(毎週火曜24:55~ ※関東ローカル、全6回)が、フジテレビで9月27日にスタート。チャンネル登録者数360万人以上を誇るが、テレビにはほとんど出演したことのない5人が、有名芸能人を招いて、「地元ノリを全国へ」のスローガンを生かした企画を実施していく内容で、放送翌日にはTVerのバラエティ番組ランキングで1位に立った。

そんな彼らは、どのような心境でこの番組に臨んでいるのか。YouTubeとテレビの違い、さらには人となりまで、話を聞いた――。

  • コムドット(左から ひゅうが、あむぎり、やまと、ゆうた、うらた)

    コムドット(左から ひゅうが、あむぎり、やまと、ゆうた、うらた)

■フジテレビで番組「本当に夢みたいな話」

――テレビの冠番組が決まった際の感想はいかがだったでしょうか?

やまと:そんなにテレビに出演した経験もない状態で頂いたオファーだったんですけど、冠番組をやらせていただく、しかもフジテレビっていう自分たちが昔から見させていただいた局に出演させていただくっていうのは、本当に夢みたいな話で。お話を頂いたときに、今までのYouTuberが出てきたテレビ番組とはちょっと違った形で挑戦したいと言ってくださって、そこに僕たちとしても期待に応えたいし、期待以上の結果も出したいと思って、新たな目標ができたっていうのが、僕個人としては大きかったかなと思います。

ひゅうが:(記者風に)ありがとうございます。

やまと:いや、そういうのは。

(一同笑い)

ゆうた:僕は「えウソでしょ!」っていうのが率直な感想です。YouTubeは始めようと思えば誰でもチャンネル開設できることなんですけど、テレビで自分たちの枠をもらって、自分たち主体で番組を作っていくっていうのを任されるっていうのが、すごいうれしくて。地元の5人でやってて、僕たちがテレビの1枠を担うんだっていうプレッシャーもありながら、ワクワクのほうが大きかったです。

あむぎり:僕も率直に驚いてしまったのと同時に、普段YouTubeで活動してたので、そこから一気に自分たち5人でテレビに出るということになって、不安とプレッシャーを正直感じてしまったんですけど、やっぱりうれしさのほうが勝ってたし、このお話を頂いてすぐ、家族とかに知らせたら喜んでくれたので、素直にうれしい気持ちです。6週分ということで、頑張ろうかなと思いました。

うらた:今まで僕は、友達とかに「登録者◯人突破した、すごいだろう」とかあんまり言ったことがなかったんですけど、冠番組のお話を頂いて、友達に「すげえだろう」って言っちゃいました(笑)

(一同笑い)

うらた:本当に大きすぎるお話ですし、素晴らしい冠番組という機会を頂いたことに感謝していますし、できるだけ恩を返せるように、この番組で頑張っていきたいなと思っております。

ひゅうが:はい、僕はまずお母さんとお父さんに自慢しました。やっぱりテレビってなってくると、親世代とかおばあちゃんとかも見るんで、自分の親族へすごい自慢ができて、素晴らしい気持ちになりました。ありがとうございます。

やまと:ありがとう。やり返し(笑)

(一同笑い)

■地元・西東京は祭りになったんじゃないか

――第1回のゲストで登場したデヴィ夫人はいかがでしたか?

うらた:すごい方が来て、緊張がすごい感じになっちゃって。でも、ちょっと失礼になるかもしれないんですけど、デヴィ夫人が僕のおばあちゃんに結構似てて。「澄子ばあば」って呼んでるんですけど、昔から似てるって言われたので、すごく温かい気持ちになって幸せな撮影でした。

ゆうた:(やまと以外の)僕らは夫人が来ることを知らなくて。初回ですごい緊張してるのにゲストの方を知らされてないっていう状況が、本当に耐えられなくて。でも、オープニングの最初の5人の会話は結構いつも通りで、夫人が来て、「マジか、夫人だ」って一瞬撮影忘れちゃったんですけど、本当におきれいな方で、ドライブトークとかしてるときも知識がすごくて、もう博物館みたいな。圧倒されました。

やまと:僕は自分1人だけ知ってたので、逆の重圧といいますか、メンバーに「ヤバくね?」とも言えなかったんで、会うまでが一番緊張しました。でも、完成した映像を見せていただいたとき、冷静に地元の友達がデヴィ夫人にお会いしているという事実と、「とりあえずこの日空けといて」で地上波に引っ張り出されてるっていうのが、ヤバすぎるなと思って。小1から一緒にいる友達が、地元でデヴィ夫人に会ってるっていうのが、状況として面白すぎるし、もう僕たちの地元・西東京は祭りになったんじゃないかなと思います。

あむぎり:僕は初回の収録っていうのはゲストさんが夫人ということもあって、より緊張したなって今でも思ってて、ドライブとか友達と話してるときの話を聞いてて、たくさんの国に行かれてる方なんで、その知識や経験の差が身にしみて分かって、自分たちはまだまだだなと思いました…

やまと:(取材始まって)時間経ってるのに、1人だけバカ緊張してる(笑)

ひゅうが:やめろよ、心臓飛び出そうで口の中でもぐもぐしてるんだから! 僕、実はデヴィ夫人が来ること知らされてなくて…

やまと:いやいや、もう言ったよ!

(一同笑い)

ひゅうが:今まで僕がしゃべってきた人たちと全く違う人っていう印象で。話すたびに出てくるワードだったり、僕がしゃべりかけたワードに対して“返信”が来ないときが多かったですね(笑)。緊張はしたんですけど、僕のおばあちゃんの一つ歳が下だったので、そのように考えて緊張を解くようにしていました。

――今後会ってみたい憧れの方はいますか?

うらた:僕はバナナマンさんのおふたりに会えたら最高だなと思います。

ゆうた:さまぁ~ずさんのおふたりですね。昔からすごい見てたので。

やまと:僕は結構名字に親近感を覚えるタイプなんで、鈴木奈々さんとクイズ対決をしてみたいです。

あむぎり:僕は新垣結衣さんです。

やまと:耳にタコができるくらい聞いたな。

ひゅうが:千鳥のおふたりに会えたらうれしいです。ありがとうございます。