0歳～中学卒業まで給付される児童手当、すべて貯金したらいくらになる?

【答え】[2]約200万円

児童手当の支給額は①0歳～3歳未満は月1万5000円　②3歳以上～小学校終了までは月1万円　③中学生は1万円です。①1万5000円×36ヵ月＝54万円　②1万円×108ヵ月＝108万円　③1万円×36ヵ月＝36万円　すべての期間を合計すると198万円です。 申請月によって②の期間が増えるので最大209万円になります。

［3］は第3子以降の場合です。第3子以降は②3歳以上～小学校終了までの支給額が1万5000円になりますので約162万円の支給額になります。すべての期間を合計すると約252万円です。ただし、「第3子以降」とは高校卒業までの扶養している児童のうち、3番目以降をいいますので注意が必要です。

児童手当は「お子さんを養育している方」に支給することになっているため、基本的に親御さんの口座に振り込まれます。その口座が生活費口座と一緒の場合、気づかないうちにうっかり使ってしまった、ということになりかねません。またお子さんが複数いる場合、上のお子さんに使いすぎてしまうということも起こり得ます。支給されたらお子さんそれぞれの口座に移し、確実に貯めるようにしておきましょう。

大学進学前の塾代や試験代、また大学の入学金・授業料等まとまった金額が必要となる時期に大きな支えとなりますよ。