――最後に、最終回の見どころをお願いします。

永野:やっぱり9話の最後で功が会社を離れたので、佐奈と功がそのままの関係性でいいのか、それとも2人なりにまた関係性を探るのかが、最初の見どころだなと思いますし、他にも皆が1話から少しずつ積み上げてきたものが、最後にどうまとまるのかを見てほしいです。

杉野:最終回での佐奈と功は、現場でもたくさん話し合いました。関係値がはっきり見えればいいなと思いながらやったので、そこは一つ注目していただきたいなと思います。また、最終回で、新たな道に進む人もいます。改めて考えたりすることもあったりするので、それらも伝わっていけばいいなと思います。

坂東:2人の恋愛の部分がどうなっていくのかが、一番の見どころだと思いますが、1話からメンバーたちが切磋琢磨し合い、いろんな壁にぶつかったり、喧嘩したり、仲のいいシーンがあったりしたことが、すべて10話に詰まっていると思います。1人1人の夢みたいなものがたくさん散りばめられている回になったのではないかと。

前原:個人と会社というか、組織としての行く末が、10話でどうなるのかっていうところをシンプルに注目して観ていただけたら楽しめるんじゃないかなと。あと個人的には青山テルマさんが初現場で初演技だから、1話と10話での違いを観てほしいなと。

青山:それ、やりたいかも(笑)。上手くなっているかわからないですけど。最終回ってことで、いろんな形の愛が見える回になっていると思います。何かドラマを観て、背中を押されたり、何かにチャレンジしてみたりと、自分に置き換えて明日もまた頑張ろうと思ってもらえる回にもなっていると思います。